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橋爪謙一郎ブログ

2019年01月01日

2018年の終わりに

2018年も大変お世話になりました。

今年も、ジーエスアイが提供するエンバーミングならびにグリーフサポートセミナーを多くの方々にお選び頂き、心より感謝申し上げます。

2018年は、株式会社ジーエスアイが、取り組んできた事を整理して、これからも必要とされるための変化ができるよう取り組み続けてきた一年でした。

今年は、業界誌ではないメディアから取材をしていただき、これまでは接点のなかった方々との繋がりが広がった一年でもありました。

 
この年の瀬に2018年を振り返ってみたいと思います。

2012年に初めて認定試験を始めてから、今年で7期生の認定を行い
通算105名の認定者を輩出することが出来ました。

そしてその認定をもっと公のものにするために、「一般社団法人グリーフサポート研究所」を設立いたしました。

設立準備の中で、我々が取り組んでいかなければならないことがより明確になっていった気がします。

 
2004年1月23日に起業をしてから、橋爪謙一郎がアメリカで学び、経験してきた事を日本に合わせて株式会社ジーエスアイという組織を通じて提供をしてきました。

エンバーミングとグリーフサポートを、実務や教育研修を通じて取り組んできました。

研究所では、「①研究」、「②資格認定」、そして「③グリーフサポートを必要としている方々への支援をカウンセリング等を通じて提供する」事を中心に活動してまいります。

それによって株式会社ジーエスアイは、教育研修に集中できる様になると思います。

ジーエスアイの、グリーフサポートセミナー、葬儀のプランニングセミナー、ご遺体の処置研修などのテーマについての学びは、ただ単に表層的な知識やスキルだけを学ぶのではなく、その中で「本当に大事なことは何か?」、「何を変化させる必要があるのか?」、
「変えてはいけないもの何か?」など「考える力」を個々人にいかにして身につけてもらうかが大切です。そのための取り組みに注力してきた日々だったと言えます。


また、既存のプログラムに加えて、セレブラントの育成をするために、カリキュラムの構築、教材の作成などにも取り組みました。

言うなれば2018年は、厳しい状況や環境を嘆くのではなく、
その企業や個人だけが作り出すことができる“光り輝く”「価値」を継続的に提供できるよう様に、
新しい研修プログラムの開発を続ける日々だったと言えます。

その結果これまでに関わってきた業界に加えて、介護業界などからも、研修依頼や研修受講を頂くことが増えてきました。

株式会社ジーエスアイを起業した時に考えていた様々なプロフェッショナルが繋がることで、支えを必要としている人の所に届くことが可能になることが明確になってきました。

 
今年は、多くの経営者の方々が、これまでとは次元の違う経営上の課題に日々悩みを深めていることを感じさせられると同時に、消費者であるご遺族からの声を聴く機会を積み重ねていく度に、インターネットやメディアを通じて提供される情報に価値を感じなくなっている現実を目の当たりにしました。

そんな状況にも対応できるよう2019年も邁進していく所存です。


2018年を通じて取り組んできた事を更に進化&深化させてまいります。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


2019年が皆様にとって素晴らしい1年になります様、祈念しております。


2018年12月31日
株式会社ジーエスアイ 代表取締役 
一般社団法人 グリーフサポート研究所 代表理事

橋爪謙一郎

2017年12月31日

2017年も大変お世話になりました。

2017年も大変お世話になりました。

今年も、ジーエスアイが提供するエンバーミングならびにグリーフサポートセミナーを多くの方々にお選び頂き、心より感謝を申し上げます。

この年の瀬に2017年を振り返ってみたいと思います。

2016年までの弊社は、私自身が、アメリカで学び、実践してきた事を基礎にして、いかにその企業や受講生にプラスになることを提供できるかということについて、取り組んできました。

しかし、ここ数年はそれだけでは、十分ではないことを実感し、改善を続けてきました。

2017年は、それがさらに加速した1年だったように思います。

これまでで一番、弊社セミナールームでの自社運営セミナーを受けてくださった方々や法人研修を通じて受講してくださった方々と出会った1年でした。本当に真剣に取り組んで下さった受講生の皆様に心より感謝申し上げます。

今年も多くの受講生のみなさんに、グリーフサポートセミナー、葬儀のプランニングセミナー、ご遺体の処置研修などのテーマについて学んでいただく機会を作ってきましたが、ただ単に知識やスキルだけを伝えれば十分なものになる訳ではなく、その中で、「本当に大事なことは何か?」、「何を変化させる必要があるのか?」、「変えてはいけないもの何か?」などを「考える力」をいかにして身につけてもらうか、そのための取り組みに注力してきた日々だったと言えます。

多くの経営者の悩みや、現場で働いているスタッフの方々が「自分が取り組んでいることがご遺族にとって役立っているのか?」、「そもそも自分の仕事が必要とされているのか?」などの不安を抱え、「一体どうすればいいの?」と言う思いを目の当たりにして、私たちも身の引き締まる思いがした研修の場が続きました。

そこには、お客様も働いているスタッフも、誰にとっても何とかいい方向に進めたいと言う思いを持っている経営者が、自分の思いがうまく伝わらないことに悩み、現場のスタッフに自分の思いを理解してもらえず、これまで通りの仕事をしていることにモチベーションを失っている姿を見ることもありました。

そして、お客様のためにできることを必死に探すと同時に、継続するための収益をどの様に確保すればいいのかと言うことを色々工夫して取り組みながらも、その結果をうまく出すことができない葛藤を感じている管理職の姿も見ました。

お客様や患者さん、利用者のためにこれをしてあげればいいということはわかっているのに、社内の細かいルールがあるためにそれができない事に、この仕事を続けていくことの価値を感じなくなっている現場で、それでも必死に頑張っているスタッフの人もいました。

ジーエスアイのセミナーには、多種多様な職種の人が受講されています。もちろん葬祭業に従事する方々が一番多いのですが、宗教者やカウンセラー、看護師、士業の方々など、どの業種においても、これまでそれぞれの業種に期待されていた取り組み方だけでは、消費者や利用者に満足していただくには、まさに「限界」を迎えていることを痛感しました。

「情報爆発」と言う言葉ご存知でしょうか?
インターネットの普及により、人々の前に表出する情報は加速度的に増得る一方です。それによって、個人が自分にとって必要な情報を探し出し、管理していくことが難しく困難になるような状態だけでなく、それに関わるさまざまな問題が現れる状況を指す言葉です。

2001年にアメリカの研究者が、情報の流通量と私たち人間の情報処理量の比較をして、届けたい「情報」を相手に届けるためのコストや手間がどんどん上がっていると言っています。届けたい側も以前に増して苦労していることは間違いないのですが、情報を入手する側としては、どうでしょうか?

情報が氾濫している様な状況に置かれたときに、人は押し寄せる情報を処理しきれず、精神的にまいってしまいます。そうした状況を、アメリカの著名な社会心理学者スタンレー・ミルグラムは「過剰負荷環境」と呼びました。

過剰負荷環境にある人間は、押し寄せる情報に対し、以下の4つの方法を用いて対処しようとします。

① 短時間処理:情報を可能な限り短時間で処理しようとする
② 情報の排除:自分にとって有益でない情報を排除する
③ 責任回避:問題が起きても、自分に責任が及ばないように他人に擦り付けて回避する
④ 他者の利用:他者とコミュニケーションをとる場合、直接にではなく、他人やその他間接的な手段を介する

過剰負荷環境においては、人は溢れる情報の中から必要な物だけを取り入れ、自分に必要のないものは無視するなどといった行動をとるようになります。

対人関係においても、自分と関係のない人とは最低限のコミュニケーションしか行わず、必要に迫られない限り自ら関わろうとはしなくなるのだそうです。

この様な状況においては、これまでだったらうまくいった方法で接したとしても、満足してもらうことも、こちらが意図したことを理解してもらうこともできなくなりつつあるのです。

そんな状況に対して、ただ闇雲に「新しいこと」や「値段を下げること」などで対応することは、更に状況を厳しいものにするだけで余裕もなくなり、取り組んでいる本人も、その人が所属している企業や組織も疲弊する悪循環に陥ってしまうのです。

2017年は、法人研修ならびに自社でのセミナーにとことん取り組んできたからこそ見えた世界がありました。それは、「自分にしか提供できない価値を見つけ」、そして、「自分の提供できる価値を安売りしない」事でしか、継続的に取り組み続けられないと言う事です。

2018年は、避ける事の出来ない状況や環境を嘆くのではなく、その企業や個人だけが作り出すことができる、“光り輝く”「価値」を継続的に提供できる様に、役立つ研修プログラムを提供する予定です。

2018年も、さらにスピード感を持って取り組んでいきます。

2018年が皆様にとって素晴らしい1年になります様、祈念しております。

2017年12月31日
株式会社ジーエスアイ 代表取締役 橋爪謙一郎

2017年01月24日

創立記念日をむかえて

1月23日は、ジーエスアイの創立記念日でした。

13年がたちました。


その「13年プラスα」の道のりがどの様なものだったかを今日は、振り返ってみたいと思います。


アメリカでエンバーマーのライセンスをカリフォルニア州から認定を受け、グリーフサポートを日本の文化に合う様に大学院で、幅広くかつ深掘りをして学び&研究をした日々を終え、修士号取得することができました。

アメリカに渡った当初に掲げていた目標を達成したのが、この頃でした。

さらに、学んだことを様々な試みを実際に試し、地域の日系のお客さまだけでなく、多様性に富んだ顧客に喜んで頂ける様になり始めた時に、思う所が有って2001年に帰国したのもついこの前の事の様に感じます。


本当に仕事も充実していて、アメリカに永住すると言う選択肢もありましたが、日本に帰国してやらなければいけない事が自分にあると信じて、敢えて楽ではない道を選んで必死に走り始めたのが、2001年の頃でした。


2001年に帰国してから、2004年までの3年間は、葬祭関連の教育のために、昼夜を問わず、取り組んだ時間でした。
これは、必ず身につけておかなければいけないことだと思ってカリキュラムを組もうと思っても、教科書がない。
教えるにしても、教える人によって言っていることがことごとく違う。

教わっている学生や研修を受けているスタッフが、混乱する様なことが頻繁に出るなどの事象に一つ一つ対応しながらも、本質的にどうあるべきかを考え続けた日々でした。

2004年1月23日に、そんな経験、知識、そして、思いを持って「ジーエスアイ」を登記しました。
しかし自分の理想を実現し、そして、その成果を必要とする個人や法人に気づいて貰い、企業として成り立たせる事は困難の連続でした。

自分一人であれば、楽なこともたくさんあるものの、それでは、僕自身に何かあったときには、全てが終わってしまう。
大きな壁にもなんどもぶつかり、その度に、苦しい思いもしてきました。
しかし、そんな時に、いつも支えてくれる、続ける勇気や理由を与えてくれる人たちが周りにいたことは、本当に幸せだったと思います。
その存在がなければ、諦めた方が簡単だったと正直思います。


2017年は、2020年に向けてさらに厳しい勝負の年になると思います。
この3年間に会社の軸を固め、自分たちがやるべきこと、求められていること、
そして、自分たちにしかできないことを戦略的に取り組んでいきます。


これまで身に着けてきたこと、創ってきたことを活かし、そして、支えてくださったみなさんの私たちに対する期待を糧に、グリーフサポートを目に見える形にしていきたいと思います。

これからも、株式会社ジーエスアイをよろしくおねがいいたします。

2016年01月03日

【あけましておめでとうございます 2016】

新年明けましておめでとうございます。

2016年は、2020年に向けて株式会社ジーエスアイが成長する上で重要な年です。

その重要な年のキーワードは、『個』から『集う』です。

『集う』という言葉から何を想像しますか?

人が共通の目的のもとに集まる。
情報や知識が集積される。
一つの分野に集中する。

起業以来、大切な存在を喪った人を支える為に必要なものを提供することを、
「グリーフサポート」と「エンバーミング」の2つに絞り提供し続けてきました。

僕自身がアメリカで1990年代に学んだ「知識」や「スキル」、
経験を積んできたことで身についた「マインド」を日本に合うように進化させてきました。

言うなれば、橋爪謙一郎の『個』で成長をしてきたステージでした。


このステージの中でいれば、経験を積んできたことですし、不安を感じることも少ないでしょう。
しかし、それでは、本質的に何も変えることはできないし、何も生み出すことはないはずです。

変化が激しく、そして、その変化の中には、関わっている人や会社の取り組みが足りなかった、
その方向性が違っていた為に引き起こされたものも数多く見受けられます。

変化を止めたい、古き良き昔に戻りたいと願っても、様々なことが絡みあってその状況を作り上げていることなので、これは、不可能に近いほど困難なのです。

そのような状況に対応するために、『個』の力だけではできることの限界があります。
だからこそ、『集う』ことが不可欠なのです。

2016年は、2015年に芽生え始めた社内の才能を、実践を通じて更に成長させると共に
社外の様々な才能も集結させて成長を遂げていきます。

2016年もご支援、ご協力の程よろしくお願いします。


2016年1月1日
株式会社ジーエスアイ
代表取締役 橋爪 謙一郎

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2015年03月06日

「ナーム有志の会」勉強会にて

3月4日、マイドームおおさかで行われた
「ナーム有志の会」主催の勉強会にて
お話しさせていただきました。


「ナーム有志の会」は、定期的な勉強会を開催して、
質の高い葬儀を執り行うために、寺院・僧侶が研鑽を続けていく場を
作ることに努力されている団体です。


今回の講演では、100名を超える僧侶の方々に、
宗教活動を通じてグリーフサポートを提供していただきたいという思いから、
「グリーフサポートから葬儀式」についてお話しいたしました。


勉強会後には、目から鱗が落ちる話だったとのことで
新たな視点から、葬儀式やお檀家さんとなるご遺族のことを
考えていただくきっかけになったのではないかと思います。


参加下さった皆様、ありがとうございました。

ペットロスについてお話ししました

2月27日「イオンのペット葬」からのご依頼で、
ペット葬専門の特約店さん向けに、ペットロスについてお話しいたしました。

人の家族の死別と可愛がっていたペットとの死別は、
喪失体験と言う視点で見たら同じ体験です。

大切なペットを亡くした方もグリーフの状態になり得ます。
ペットロスと言うのはそのことです。

可愛がっていたペットを亡くした方と接する方たちを通じて、
グリーフサポートについて知っていただく良い機会をいただきました。

2013年12月31日

2013年を振り返って

2013年ももう間もなく終わろうとしています。

2004年1月23日にGSIという会社を起業し
グリーフサポートが当たり前に出来る社会を作ろうと
取り組んできた10年があっという間に過ぎた様に感じます。

今年も新たな出会いがあり、様々な事に取り組む事が出来た1年だったと思います。

沢山のことがありましたが、その中でも、2014年につながり、
更なる成長、進化につながる10の出来事を上げてみます。

① 新オフィスへの引越し:
8年間の長きに渡りオフィスを構えていた「月村マンション901」が、
グリーフサポートの受講生の拡大に伴い手狭になったため、
引越しをしなければならなくなりました。
辛い事も、苦しい事も、そして、もちろん嬉しい事、楽しい事の思い出が
詰まったオフィスだったので、新事務所を探す事は、本当に苦労しました。

オフィスに来た人が誰もが、居心地の良さを感じ、「ただいま」って帰ってくる
空間でした。

しかし、リフォームにもこだわったので、結果、新しい事務所もすごく居心地の良い
空間になりました。
そして、新しい空間は、創造性を刺激する様な要素が加わった感じがします。


② オーストラリア葬祭業界視察:
グリーフサポートの仲間たちとオーストラリアの葬祭事業者を視察してきました。
香港でのAFEでの出会いから、オーストラリアの葬祭事業者のコンベンションを
訪問し、そして、現地の葬儀社を訪問する事になりました。

世界で最も人種多様性に富んでいる国であり、その為、葬祭事業者の進化が進んでいる
国の一つであるオーストラリアを訪問する事が出来た事は、本当に興味深い体験となりました。


③ 韓国葬祭大学教授陣との出会い:
福岡の友人の紹介で、韓国の葬祭大学の2人の教授と葬祭業界メディアの方とお会いしました。

サムソンなどの財閥系の病院にある葬祭場が最も多くのシェアをとっている国である韓国の
葬祭事業者がどの様な取り組みをしているのか、そして、葬祭業界が働く人材を育成している
学校の数が日本よりも圧倒的に多い韓国の現在抱えている問題や、将来への展望をお話ししました。

互いに学び合うべき事の多さを互いに実感したそんな経験でした。


④ グリーフサポートミーティング@増上寺
今回からグリーフサポートミーティングが増上寺で行なう事になりました。

第1回目は、麻布十番にあった友人のレストラン「日の木」、
第2回目は、日本橋富沢町にある「サンライズビル」のイベントスペース
そして、今回が増上寺になりました。

荘厳な雰囲気のホールは、厳かなものとなり、バディを目指す受講生に
とって、あの舞台に上がりたいと言う憧れを感じる様なものになりました。



⑤ グリーフサポートバディ継続教育:

グリーフサポートバディは、認定後継続的に研修を受ける責任があります。
なぜなら、どの様な人でも、時間が経つと、最初に感じていたことを忘れたり、
自分の軸を見失う事も起こってしまうからです。

今年、その継続教育の第1弾が開催されました。
グリーフサポートを学び、日々の業務や取り組みの中で、実践している人たちなので、
学びや共有する内容が濃くて、あっという間に時間が過ぎてしまう程でした。

アメリカでグリーフサポートの恩師であるアラン・D・ウォルフェルト博士の学校で
学んでいる時に感じた雰囲気がそこには有りました。
その時に、やっとスタートラインに立った気がしました。

この他に、

⑥ HOPE100 岩手県陸前高田、大船渡訪問

⑦ 弔い百年塾@築地本願寺

⑧ ジーエスアイゼミナール開催

⑨ グリーフサポート&グリーフサポートバディ商標登録

⑩ 日本全国で行なった法人研修

どの出来事、取り組みも、ジーエスアイにとって掛け替えのないもので、
多くの方々のご縁を頂いたからこそ実現出来た事だと確信しております。

そして、2014年も頂いたご縁をさらに強いものにし、一層の努力をして、
成長を続けていくことをお約束します。

株式会社ジーエスアイ
代表取締役 橋爪 謙一郎

2012年12月31日

2012年を振り返り

2012年は、ジーエスアイを創立して最も積極的に取り組み、活動した年だったと思います。

2012年12月31日の今日振り返ってみようと思います。

2012年1月~3月
グリーフサポートセミナープロフェッショナルコースを2コース開催。様々な職種の方が受講してくれました。
・葬祭業に従事する方々が数多く受講くださいました。:経営者の方もいれば、本当に現場で働く方、社内研修を行っている方
・日本で、いや世界で最も美しいお墓を作っている会社の経営者の方
・看護師
・ライター
・そしてご遺族の方
1月:  新潟にエンバーミングセンターを山内葬祭とともに開設
4月:  グリーフサポートバディの認定試験を実施
     藤枝平安閣でグリーフサポート法人研修を開始
5月:  アジアフューネラルエキスポ(AFE)において日本人として初めて講演
     カメヤマの展示会で講演(金沢、札幌、横浜)
6月:  浄土宗青年会千葉教区主催の研修会で「グリーフサポート」について講演
7月:  とうきょうはっぴーくらぶ主催のシンポジウムにて家庭における事故の予防と
     不幸にして大切なお子さんを亡くした家族を支える必要性を訴える。
     神奈川こすもすとともにエンバーミングセンターを開設
     本願寺名古屋別院(西別院)にてグリーフサポートの講演
8月:  千葉妙海寺施餓鬼会法要でグリーフについて講演
     防衛省の依頼でグリーフサポートとご遺体の処置について講演
9月:  浄土宗三河教区で2日間のグリーフサポート研修を実施
     恩師アラン・ウォルフェルト氏の研修受講
10月: 日本トランスパーソナル学会で基調講演
     浄土真宗東京教区青年部にてグリーフサポート研修
11月: 海外視察にてイギリスとフランスを訪問
     クローバーの会主催の分かち合いの会開催
12月: ホリデーサポートグループ開催

上記にあげたものだけでなく、継続的に取り組んできたことが本当に多く、2012年がいろいろな意味で大きな変革期にあったことを確信しました。

そして、2012年は、これからも一緒に仕事をしていける仲間、同志、パートナーに出会うことが出来た年だと思います。多くの方々との出会い、そして、仕事でお世話になった方々のおかげで、今の状況があるのだと思います。心より感謝申し上げます。

ジーエスアイという会社を創業したときに、一人で誰に助けを求めて良いのかわからないご遺族が助けを求めやすい社会、そして、必要な支えを得て自分らしくグリーフに向き合い、そして折り合いをつけることができる社会になるように、出来る限りの事をしようと考えてきました。そして今年、ようやくその形が見えてきました。

2013年は、更に加速し、もっとたくさんの人に我々の提供できるものに気づいてもらえるようにしていきたいと思います。

そして、加速したり、成長し拡大をしたときにでも、ジーエスアイの本分であるグリーフサポートを常に意識し、2013年も邁進していきます。

2012年05月19日

アジアフューネラルエキスポ&カンファレンス

アジアフューネラルエキスポ&カンファレンスに参加しました。

アジアで最大の葬祭ビジネスのカンファレンスに日本人として初めて登壇です。
日本語以外で大勢の方々の前でお話をするのは、本当に久しぶりなので、いつもよりも緊張しました。

香港でのアジアフューネラルエキスポでの予定を終え、日本に帰国する準備をしています。
今回参加してみて、アジアだけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、北米やアフリカなどの国々から参加している葬儀関係者の方々は、本当に熱心に学ぼうという姿勢に溢れているということです。

日本も負けていられないなあと再確認をした海外出張でした。

他の国の実情を知ることで、自分の仕事のあり方を振り返り、成長するきっかけを得られるなあと実感しています。

アジアでは、日本がまだ一番だと思い込んでいる人も多いかも知れませんが、凄い会社、凄い人材たくさんいます。世界的な視野に立って考え、学び、そして、自分の会社の活躍の場ではしっかり地に足をつけて行動していくことが本当に大事なんだと確信しました。

日本だけでなく、アジアにもグリーフサポートを広げていくという覚悟ができたそんな4日間でした。

参加頂いた皆様ありがとうございます。

2011年10月23日

グリーフサポートセミナープロフェッショナルコース

グリーフサポートセミナーを2009年に開始した時には、こんなに多くの方々に参加頂き、
しかも、ただ単に参加することで満足せず、継続して学んでいこうと言う強い意思を持った方が
存在するとは、正直思っていませんでした。

僕自身がアメリカで学び、実践し、考え抜いてきたことを
「どうしたら必要としている大切な存在を喪った家族、友人」の所に届けることが
出来るのだろうか?という問いに対して一つの可能性としてのセミナーを始めた
と言っても良いのかもしれません。

そのセミナーもベーシックコースだけでなく、アドバンスコース、さらには
2012年年明けにスタートするプロフェッショナルコースを提供できる様に
なることは、本当に嬉しいことです。

このプロフェッショナルコースを修了された方は、
認定資格を受験する権利が得られます。
これまで、ジーエスアイのセミナーを通じて学び、気づき、
そして、自分自身が取り組んでいる仕事や課題に
取り組んでゆく中でつけた実力を発揮して、是非認定資格を
獲得していただきたいと心から願っております。

間もなく、ガイダンスの日程が公開できると思いますので、
プロフェッショナルコース受講資格のお持ちの方
(アドバンス修了者ならびに修了予定者)は、
ガイダンスにご参加お願い申し上げます。

お会いできる事を楽しみにしております。

2011年07月29日

グリーフサポートミーティング準備

グリーフサポートミーティングを7月31日(日)に控えて、専務を中心に準備が進んでいます。
今日は、高校3年生の長男も事務所に手伝いに来てくれています。
このイベントは、グリーフサポートを担える人を育成しようと考えた時から、
絶対にやりたいと思っていたものです。

どんなに専門的知識を得たとしても、どんなすばらしいスキルを使いこなせるように
なったとしても、色々な理由から、疲れきってしまったり、やる気がわいてこなくなったり、
やりがいを感じられなくなるような時は、誰にでもあると思います。

そんな時でも、自分にはこんなにたくさんの仲間がいることを確認できたら、
勇気が再び湧き上がってきて、グリーフサポートすることができるはずだと
信じているからです。

今年は、その第1回です。久しぶりにお会いする方もいます。
研修後も頻繁にお会いする方もいます。参加を予定されている
修了生とお話できるだけでもとても楽しみなんです。

当日皆さんにお話しする内容も整理し、資料も準備中です。
他のどこでも文章としても書いていない事、話してもいない事を
日曜日はお話します。

それ以外にもたくさんの予定が詰まっているので、
あまり長くならないように注意しながら準備をしています。

今年を出発点に、来年以降も続けていきます。
毎年、どんどん、参加者の数が増え、会場がどんどん
大きくなってゆく、そんな会にしていこうと考えています。

会場は、僕の大学時代のホッケー部の友人のレストランです。
懇親会の食事もご期待ください。
ナチュラルレストラン 日の木〔ぐるなびページ〕

2011年07月27日

第8回 ウィルライフセミナーでお話をさせて頂きました。

2011年7月20日に「葬儀社が担うグリーフサポート」と題しお話をさせて頂きました。
葬祭業に従事している人が勘違いをしてしまっている点について詳しくお話をさせて頂きました。

台風の影響も考えられ、もしかすると参加者がほとんど来れないかもと心配しましたが、
定員を超える21社から26名の方々が参加してくださいました。

「葬祭業がどの時点から関わることが求められているのか?」

グリーフケアを葬祭業が取り組むときにアフターケアと捉えられることが多いが、
葬儀が終わってから何ができる事があるのか?

日々の業務の中でできる事がたくさんあり、その中で、外部の雑音に惑わされること
無く自社の仕事を今一度見直す為のほんとに重要な時期だと思いますので、
その基礎になることをお伝えしました。

セミナー終了後、感想などをじっくりと聞くことができなかったのですが、
お伝えしたことが響いていることが感じられた機会でした。

このような機会をお作り頂いたウィルライフ株式会社の増田さんを初めとする
皆様ありがとうございます。

ウィルライフ株式会社のFacebookページ上に一部ですが動画が出ています。
http://www.facebook.com/video/video.php?v=1995779570476&oid=142795952467600&comments

ご覧下さい。

2011年07月05日

グリーフサポートセミナー アドバンスコース 第3期カリキュラム①

アドバンスコース第3期開講致しました。
ベーシックコースを修了し、アドバンス受講を志してくださった方々と
グリーフサポートマインドとコミュニケーションスキルについてさらに
深く学ぶ時間をとりました。

ベーシックコースにおいては、ご遺族に向き合い、寄り添う「個人」としての
力をつけることをコースの目標にしてカリキュラムの構築し、研修を行っていますが、
アドバンスコースでは、自分が働いている会社や組織の中で同僚やスタッフ、
協力企業の方々へ広げる事も視野に入れて構築してあります。

ベーシックのレベルと比較するとすごく難しい、大変だと思う方もいらっしゃいますが、
アドバンス修了時には、自分自身の軸がはっきりと見えてきて、自分らしくご遺族を
支える為に必要な事柄が明らかになります。

アドバンスを修了した後の参加者のその後を聴くと、大きな変化が現れている事が
本当に多く、ベーシックを修了した方には、ぜひ、アドバンスまでは、少なくとも受講
する事をお勧めしています。アドバンスを受講している方々は「意識が高い」ことが
多く、コミュニケーションのスキルのトレーニングを行っても、その研修に取り組む
真剣さが本当に違うのです。そして、一緒に学んでいる仲間としての意識が強くなり、
いうなれば、グリーフサポートの「同志」が得られたと感想を述べる方々も多いのが
特徴です。

その結果、自分が日常的に取り組んでいる業務や課題においてもモチベーション、
やる気が高まるようです。

ベーシックを修了した皆様、是非、第4期アドバンスコースの日程も決まっておりますので、
参加検討下さい。

2011年06月25日

グリーフサポートセミナーベーシックコース第10期カリキュラム3修了しました。

グリーフサポートセミナーベーシックコース第10期のカリキュラム3修了しました。

今回は、3月11日の震災の影響もあり、他の期の受講生も日程変更で参加となったため、いつもよりも人数が多い中での開催となりました。いつも感じることですが、真剣にご遺族のために頑張っている人は、多くの思いや感情を抱え込んで、我慢をしていると言うことです。

短期的にはこれで良いのかもしれません。しかし、長くは続けられません。
グリーフサポートのためには、専門知識も様々なスキルも必要です。そしてその専門知識やスキルを使って支える為に、自分の姿勢であるマインドがしっかりと認識できていることは大事です。

しかし、それだけでは、決して十分ではないのです。

セルフケアができなければ、支え続けることは不可能です。
23日、24日の2日間で、セルフケアに必要な知識だけでなく、
実際にグループで支えあうカウンセリングを体験して頂きました。

支え続ける自分を支える仕組みをジーエスアイのセミナーを
通じて提供する事がこの2日間の目的です。

自分ひとりで頑張る必要などどこにもありません。
昨日も参加した受講生たちは、学び、そして、
大切な同志を得て修了していきました。

8期ならびに10期のみなさん修了おめでとうございます。

また会いましょう。

そして

葬儀の仕事で悩んでいる方

終末期の医療に取り組んで、さらにできることがあるのではと
考えている医療従事者の方

介護の仕事に取り組んでもっと自分にはできる事あるのではないかと
考えているあなた

被災者に関わる方々

是非一度問い合わせ下さい

あなたらしくできる事を一緒に見つけ出しましょう。

グリーフサポートセミナーベーシックコース

友達を支えたいと考えているあなた

2011年06月22日

株式会社マングローブ 【人事制度改定セミナー】 ~業績につながる人事制度の作り方~で自社を見直す

6月22日は、専務と二人で、とてもお世話になっている株式会社マングローブ主催のビジネスセミナーに参加させていただきました。

そのタイトルは、「業績につながる人事制度」~成功のための10か条~

個々人の集まりは、戦略なしでは組織にならないし、そんな状態では、社員を幸せにできないんだなあと今更ながら痛いほどに自分を振り返る機会になりました。

5年後、10年後ジーエスアイがどうなっていたいかは、ある程度わかっていたのですが、
それが毎日繰り返すことができる仕組みが伴っていなかったし、社員を報酬以外に
報いる事、自分たちが目指していても、中々実現できなかった事の理由が
今日はっきりと見えました。

今日の学びをしっかり形にするために、明日から行動に移していきます。
今日のすばらしい学びの場をご提供くださったマングローブに今野社長、
そして今日のすばらしいセミナーをご担当くださった鈴木取締役
本当にお世話になりました。

この成果は、わが社だけでなく、関わる会社の方々にも波及できるように頑張ります。
楽しみにしていてください。

2011年06月21日

大切な人をなくしたあなたへ

Live on の尾角さんとグリーフタイム主催者の宮原君が中心になって作ってくださった小冊子を供いただきました。3月11日の震災から100日の時に間に合わせようと頑張って企画から原稿集め、イラスト、印刷と作り上げてくれました。

僕も一部分に原稿を書かせていただきました。

この小冊子は、絵本調で始まり、知識もあり、そして、自分のことを考えるきっかけも
あり、この本を手に取った人にとって一番良い方法で活用できるところです。

一人でも岩手、宮城、福島、茨城の現地の方々で、この小冊子を必要としている人に1冊でも多く届いて欲しいと思います。

さらに、祈りを必要とするために、松栄堂さんが協力をしてくださったそうで、「天拝」というすばらしい香りのお線香を提供してくださっています。
このセットは1000部作ったとの事でしたが、今回の仙台などを訪問したときに、必要としてくださっている方の数の多さにあっという間になくなっていきそうだとのことです。

このような働きかけを民間が支えられる仕組みを創り上げたい。税金で実質のお金が目減りして、
必要としている人たちに届かないような仕組みではなく、「何か役に立てば」と思ったときに
その思いを100%貢献に生かせるようにしたい。

ジーエスアイという会社の正式名称は、「グリーフサポートインターナショナル」なのですが、
グリーフサポートを必要としている人を支える為に、ネットワークを作り上げ、支えている人を
さらに支える仕組みを創り上げていく、そのきっかけづくりをし続けるそんな会社を作りたい
と思いを持って起業したときの事を思い出しました。

若いけど、いつも学ぶ機会を与えてくれる尾角さんありがとう。
感謝しています。

2011年06月19日

日総研セミナー:グリーフサポート

2011年6月18日(土)に東京で、看護師を初めとする医療従事者向けのセミナーを提供している日総研から依頼されセミナーで講師を務めました。

自社でのセミナーを集中的に始めたと同時に日総研のセミナーで講師を務めるようになったのですが、
医療従事者の中でも、終末期医療に携わっている方を初めとして、様々な病棟から参加してくださっているので、研修をする度にいつもこちらも色々なことを学ばせていただいています。

参加された看護師の方々は、現在担当している病棟も様々ですが、共通して「何とか患者の役に立ちたい」という思いでした。
5時間と言う限られた時間でしたが、弊社で行なっているグリーフサポートの3つの柱を中心に看護師としてグリーフサポートを行なう上で必要な基礎をお伝えしました。

来月には、札幌で予定されております。
医療従事者以外でも参加が可能な様です。
北海道で、グリーフサポートについて学びたい方
是非ご参加下さい。

お申し込みは以下のリンクからお願いします。
日総研セミナー
セミナー申し込みページ

グリーフサポートセミナーは、死別の前後で関わる職業の方には、是非参加をして欲しいと願っています。
現代の日本の社会が抱えている問題は、一つの職業で解決できる問題ではないはずです。
グリーフサポートを理解した人がつながって、必要な支援を提供して
いけるネットワークを一緒に作っていきましょう。

2011年06月17日

法人研修

自社でグリーフサポートセミナーベーシックコースを開催していますが、法人の研修に関してもベーシックコースのカリキュラムに基づき実施しています。
今日は、昨年の春期、今年の春期と2年に渡り研修を続けてきた研修が今日修了いたしました。
ご遺族の為に真剣に頑張っている人たちなので、彼らに必要な知識、スキルを身につけることは
もちろん、知識やスキルを生かすためにマインドを身につけられるようにカリキュラムを構築して
お伝えしてきました。

そして、今日は、頑張っている彼らへの「セルフケア」につながる時間でした。
一生懸命な彼らは、精神的にも抱え込んでしまうことも少なくないので、
今日一日は彼らの心の中にやる気や余裕、柔軟性、自尊心を取り戻す
為の時間になればと思い、いろんな工夫をしました。

彼らが、これからもご遺族の為に頑張れるように支えていこうと
感じたそんな一日でした。

自分の会社やお寺などのそれぞれの状況に合わせて
オーダーメイドの法人研修を行いますので、
ぜひお問い合わせ下さい。

お問い合わせフォーム

専門学校での授業 part2

専門学校で故人への処置における基礎的な授業を行なった話をブログに書きましたが、実は、もう2コマ予定されていたことをすっかりスケジュールから抜けていて、学校の担当の方からのメールを頂き気づきました。6月14日にもう2コマ授業の時間を頂いた様なものなので、学生にアメリカで僕が学んでいたとき、インターンや働いていた中で学んできたことを伝える機会を頂きました。彼らは、これからの葬儀業界が迎える大変革の中に挑戦する訳なので、何を学び続けるか、本質を常に求めることを彼らに伝えました。
学校を卒業してからが本当の勝負です。
是非頑張って欲しいと思います。

2011年06月08日

福島キッズ夏期林間学校プロジェクト

3月11日の震災以降、どのように自分やジーエスアイがお役に立てるのかを連日考え、できることから始めて、長期的な視野をもって活動を続けています。

とても尊敬してやまない友人である田口ランディさんから、僕自身絶対に実現させないと
いけないと感じたプロジェクトのお知らせを頂きましたので、ぜひ皆さんご協力お願いします。

放射線の影響で、屋外で遊ぶこともままならない子どもたちが沢山います。
そんな福島の子どもたちが夏休みにのびのびと過ごしてほしいと言う思いから
「福島キッズ夏期林間学校プロジェクト 」というプロジェクトが立ち上がりました。

申し込み開始20分で定員になり、
沢山の子供たちがキャンセル待ちをしている状態です。
メディアを通じて報じられる子供達は、本当に素直で
感謝の言葉を口にしている姿しかありませんが、
子供らしく、わがままを言ったり、羽目をはずしたり
できる環境を大人が、作っていかなければならないと
僕は、思います。

子供が子供らしく居られるように、たとえ、それが短期間
しか提供できないとしても、その時間は、子供たち与える
影響は大きいはずです。

2500万円が目標の金額なのですが、まだまだ到達していません。
是非、ご支援をお願いします。
一人でも多くの子供の為に、自分のできることでご協力をお願いいたします。

そしてこの情報を沢山の方に知っていただきたいので、
BlogやTwitter,Facebook などを使って拡散をお願いします。

2011年06月07日

専門学校での授業

葬祭業を志し時間とお金を投資して学んでいる学生の方々に4月より全6回の予定で、ご遺体の処置に関して授業を行なってきました。今日がその最終日で90分の授業を2コマ担当してきました。
限られた時間の中で、葬祭業に携わる人材が、担わなければならない役割、その役割を果たすために必要な知識やスキルについてお話をさせていただきました。
学校の担当者の方々にお伺いすると、今の現役の学生だけでなく、卒業したOBOGの方々も受講してくださっているので、毎日の業務の中で、慣れや業界の常識にとらわれ忘れてしまいそうになっている部分を再び思い出し原点に戻れるように、気づきを得られるような機会になって、これからも学び続けられるように僕なりのエールを送りました。
プロになるために、もっと謙虚に、もっと丁寧に仕事に取り組む人になって欲しいと思います。

2011年06月01日

葬儀社に、何ができるのか?

震災以降「葬儀」に対して生活者が何を感じているか?
どんなことに価値を感じてくれるか?

震災で、大変な思いをしている人がいるのに、
自分たちは普通の葬儀をして良いのか?
贅沢すぎるのではないか?

と被災地から遠く離れている地で、大切な人を喪った遺族が
不安を抱えているという声を多く聞きます。

そんな質問を受けて葬儀社で働く方は「どのように答えますか?」
困惑している社員に、葬祭業経営者の方は
どんなアドバイスをされますか?

この話を聞いた時に、「葬儀社がご遺族のために何ができるのか?」
と言う問いが浮かんできました。

そして、ジーエスアイが今後何をすべきか?
どんなサービス、商品を提供し続ければ良いか?
誰(どの会社)と一緒に事業を行なっていけば良いか?

こんな事を今日じっくり話をしました。
30分の予定が2時間に及ぶミーティングなりました。

結果、参加した全員が理解をし合えて
これを実現すれば、ご遺族も、
病気に掛かっている家族のことを心配している人にも、
葬儀社にも、関わるみんなが安心し、幸せになれるビジネスの形が
浮かび上がってきました。

もちろん、幸せの定義は色々有ると思いますが、
誰もが満足できるために、今すべきことがしっかりと見えてきました。

2011年05月31日

家族葬ホールおおの&家族葬ホール絆の家

栃木県宇都宮市、鹿沼市の「株式会社おおの」の大野社長が力を入れて開設・運営をされている家族葬のホールを見学させて頂きました。

家族葬ホールおおの&絆の家

今回は、グリーフサポートセミナーベーシックコースの修了生の方々が、自社の会館を増築や開設することを控え、グリーフサポートをハードにも生かす為に、先行している事例を見に行くことで、さらに理解が深まることがあるので、神奈川のダビアスリビングに続いての見学です。

色々と試行錯誤を繰り返した上での建物なので、いろんなところに大野社長のこだわりが感じられました。
家族の方への社長の優しさやこれまでに支えてくれたお客様への感謝が形になっているだけでなく、建物への適正な投資を工夫をしているので、多くの生活者に支持されるのも当然の結果なんだと確信しました。

ダビアスリビング

昨日は、神奈川県横浜市鶴見区にあるダビアスリビングにお伺いしました。これまで、問い合わせを頂いたり、利用いただいたご遺族の方々からのご意見を真摯に聴いて、それを具体化した施設でした。

ご遺族の心を支えるために作り上げた施設で、社長の思いを感じられる施設でした。
さらに凄いなあと感じたのは、施設の担当のスタッフの方々が、会社が用意して文章を
暗記して読み上げているのではなく、自分の言葉で説明をしてくださって、
社長、取締役が、思いを伝える努力をしていることが伝わってきました。

施設は、お金さえあれば、誰でも真似することは可能でしょうが、施設を運営する「人」
や彼らが提供するサービスや心遣いは、簡単には真似できません。

取締役や選抜されたスタッフに研修で関わることができたことを心から光栄に思います。

ハードは、それを生かす人がいて初めてその真価を発揮できるのだと実感した会館でした。

お忙しい中対応してくださった清水社長、田尻さんを初めとするスタッフの皆様
そして、忙しい中調整をくださった清水取締役心より感謝申し上げます。

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2011年05月30日

会社訪問

5月30、31日とグリーフサポートセミナーベーシックコースの受講生数名と葬儀会館を見学に行く事になりました。東京などの大都市では、葬儀会館を建てて、維持運営をすることは、本当に厳しい、会社を経営するうえでは、不可能に近い状況かもしれません。
しかし、会館などのハードは、葬儀社提供するサービスや商品を生かすために重要な要素であることには間違いありません。
なので、グリーフサポートの観点から、施設を見学に行ってきます。
このような企画は、いままでした事がなかったのですが、グリーフサポートセミナーベーシックコースやアドバンスコースの修了者の方からの希望があれば、計画してゆきます。
修了した方々、何かご希望あれば、遠慮をなさらずに、ご相談下さい。

グリーフサポートセミナーの各コースは、座学で学ぶだけでなく、それぞれの参加者が、
取り組んでいる仕事やプロジェクトの中で、「グリーフサポート」を提供してゆく為に
実行に移していくのに必要な事をコース修了後も、サポートします。

少人数で、個々のニーズにこたえてゆくスタイルで研修を行っています。
募集後定員が満員になることもありますので、参加を希望される方は、
是非お早目のお申し込みをお勧めします。
セミナー申し込み

またご質問のある方は、以下のリンクよりお問い合わせ下さい。
お問い合わせ

2011年05月26日

グリーフサポートセミナーベーシック第10期 サポートマインド

ご遺族を支える為に、サポートマインドは、とても重要だ。
しかし、この重要性が気付くことが難しいし、しかも、伝える事も難しいのです。

マインド次第で、同じ内容の言葉を話したとしても、相手に伝わる時には
その意味が大きく変化してしまうのです。

サポートマインドは、ご遺族に対して向き合う人の心の奥底、信念や価値観の中心、
姿勢や生き方の中にも常に存在している「一貫性を持ったあるべき姿」と言う事が出来ます。

ご遺族だけでなく、人は、この姿、考え方、心構えに反応するのです。

いくらスキルが高くても、「サポートマインド」があるべきものからかけ離れて
いたなら、役に立たないだけでなく、恐らく人間関係すら作る事は難しいはずです。

遺族にこの人ならと感じてもらえる人を育成する為に、
グリーフサポートセミナーを提供しているので、
このマインドは、どんなに伝えるのが難しいものであっても、
絶対に外す事はできないのです。

グリーフサポートセミナーベーシック

グリーフサポートにおける土台です。

人と接する事を生業にしている人
誰かの役に立ちたいと考えている人
心理学に興味がある人
ぜひお気軽にお問合せ下さい。
お問合せ

2011年05月24日

社員教育の基礎中の基礎

社員教育は、本当に難しいし、だからこそ、時間を掛けたり、
自分が出来ない事は外部に頼んだりするのだと思います。

研修を依頼される側に立つことが多いのですが、
自分の社内を見わたしたときに、時々「え!なぜ?」と思うようなことがあります。
色んな人に研修を提供するのだから、完璧でなければ、駄目じゃないかと
言われる方もいらっしゃる事と思いますが、実際に、自分の足もとは
眼が届いていなくて、唖然とする事もあるんです。

「なぜ、そんなやり方をしているのか?」
「いつから?」
「誰が?」
「何の為に?」

自分の頭の中を駆け巡る質問の数と種類は無限にあります。
基本人は、同じ内容の業務をしてゆくうちに、「どうしたら楽できるか」
と言う事を工夫し始めるのでしょう。

工夫はもちろん構わないと思います。
しかし、「手を抜く」とか「やらなければならない事を省く」
と言うのは絶対にあってはならないと思います。

その結果もたらされるのは、クオリティの低下とその省いた事によって
もたらされた状況の改善の為に後からしなければならない追加の業務量
の増加だと思います。

恐らく多くの方は気づいている事だと思いますが、
PDCAのサイクル(段階)が、当たり前の事として実行出来ていないのだと思います。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すこと
をせずに、自分の思い込みで、行動に移し、評価や改善をしないまま、惰性で
仕事をする。
これに気付いた時には、迅速に対応し、何が問題で、今どの様な改善が
必要なのかを把握し、実行に移していく。

こんな当たり前の事を皆で実行し続けられるように、
常に指導、指示、確認等を行っていかなければと
自問自答をした一日でした。

遠くをみて、色々な事を考える事も大事ですが、
時には足元を見ることも大事なんだと教えられた
気がします。

そして、両方の視点をもって、これからも成長を
していこうと決意をした一日でした。

2011年05月22日

職業の境とは?

大阪で看護師を中心とした32名の方々向けにグリーフサポートの研修を行いました。
本気な仕事をしている人たちを向き合って、研修をしていると、色々なことを感じます。

ここまでは、この職業の専門領域という概念がどんどん曖昧になってきている様に感じられます。
仕事をマニュアル化したり、標準化と言う名の元にルーチン化をすることで、今の生活者にとって特定の職業が提供するサービスや商品が合わなくなったり、魅力を感じないものになることは当然だと思います。

これまでだったら、亡くなった後の遺族の事を考えなくても病院の仕事は済んでいたかもしれません。しかし、現場で患者さんやその家族の方に向き合っている彼女たちは、それでは十分ではないと感じ、忙しいスケジュールの合間をぬって参加してくださったのです。

死を境にして、時間軸で考えたときに、その周辺でサービスを提供している組織は、今の自分たちのあり方をゼロベースで見つめなおし、必要であれば大きな変革を必要としています。

今取り組んでいる事が、業務の先にいる生活者にどんなことを提供できるのかを考えなければならないと思います。

2011年05月16日

グリーフサポートを実業に生かしていく為に

グリーフケアという一般に使われている用語ではなくて、
グリーフサポートという言葉にこだわって使っている理由が幾つかあります。

葬儀社で働いている葬祭スタッフ
葬儀のお花のアレンジを行っているスタッフ、
葬儀のお料理を提供している会社のスタッフ、
宗教関係者の方々が

継続的に行っている事の中に、
ご遺族の支えとなる事を業務やお勤めを通じて
提供できていることがあるので、
ケアではなくサポートという言葉を使っています。

その結果、ご遺族の周りには支援を提供できる
ネットワークが無限に広がってゆくのです。

そして、実務を通じて収益をあげているので、
短期的な支援体制ではなく
継続して支援を提供できる体制を作る事が出来るからでもあります。

なので、グリーフサポートセミナーベーシックコースの参加者も
職業は様々です。

そして、参加してくださっている人が自分の職場に戻った時に
自分の仕事の中に取り込んでゆく事ができるように工夫されているのです。

今日も、先日のトライアルコースに参加くださった方の中から
申し込みを頂きました。

一緒に学び、共に、成長し続ける仲間がまた増えたこと
本当にうれしく思います。

ありがとうございます。

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プロのための学び

プロのための学び、専門家教育、職場における学習、OJTなどの社員教育
は、試行錯誤を続けながら、行なわれてきました。

しかし社員教育の重要性が今ほど増している時はないと思います。

前例のない問いに対して答えを創造できる人材が、色々な仕事において
求められている。葬儀業界でもそれは例外ではありません。

「見て憶える。」、「経験」の中で学ぶ事柄な姿勢は少なくないと思います。

しかし、業務や行動、職業人の態度の背景や根底
に有ることをしっかりと整理をして、個々の人間が
的確な判断に基づき行動していける様にアカデミックな
基礎が必要になっています。

2年間グリーフサポート、ご遺族に寄り添うことができるプロ
へと成長するための教育を精力的に行ってきました。

現状維持やこれまでの既成概念を無条件に信じることは、
人材も法人もあっという間に「社会から必要ない」と思われる
存在になる可能性がどんどん上がっています。

グリーフサポートセミナーべーシックコースにたくさんの方から
興味を示していただき、申し込みを頂く方も増えてきています。

学びを生かして仕事につなげるためには、「時間」が必要です。
できるだけ早く学び始めることが重要な要素になるはずです。

明日は、このプロのための学びを考える仲間たちとの
打ち合わせです。

とても楽しみです。

グリーフサポートセミナーベーシックコース:現在お申し込みいただけるのは、第12期(7月スタート・休日)以降です。
ジーエスアイのグリーフサポートメソッド「グリーフサポートの3つの柱」をベースに、
グリーフサポートに必要な基礎的な内容を、体系的にじっくり学ぶ連続講座です。

アドバンスコース:http://www.griefsupport.co.jp/gsi_seminar/shosai/advance03.html
現在お申し込みいただけるのは、第3期(6月スタート)です。
グリーフサポートを実践するためのより深い知識や、プロとしてのサポートマインド、ご遺族の気持ちを引き出すスキルを学ぶことで、自分の強みを活かした仕事ができるようになる連続講座です。

定員が埋まることが予想されますので、是非早めの申し込みを
お願いします。

橋爪謙一郎


2011年05月13日

グリーフサポートマインド

葬儀社は、ご遺族が大切な人を喪った時に、連絡を取る事を「葬儀の依頼」と言う風に捉えているかもしれないが、ご遺族の立場に立ってみれば、「大切な人が亡くなって、どうして良いかわからない」ので連絡してきているというのが事実に近いのではないかと思います。

「依頼」という視点からとらえると、「ご遺族がお願いしているのだ」と無意識のうちに思い込み、必要なものを用意してあげている。何から何まで用意してあげているのだから、満足するだろうと結論づけてしまうことになるのかもしれない。

ところが、「大切な人が亡くなって、どうして良いかわからないので連絡してきている」という視点からとらえると「何に困っているのだろう?」、「不安だろうから、一刻も早く側に行って安心させて上げなければ」などと遺族の視点を一生懸命理解しようと努力を惜しまなくなる気がする。

この二つの言葉の違い、それは、僕自身がこの2年グリーフサポートセミナーベーシックコース
アドバンスコースの中で伝え続けてきた「グリーフサポートマインド」なのだと少しづつ確信
をもてるようになってきました。

明日からベーシックコースのカリキュラム②が始まります。
参加者に1ヶ月ぶりに会えるのが本当に楽しみです。

2011年05月12日

思い込み

どれだけコミュニケーションを学んでも、心理学を学んでも、経験をたくさん積んでも、時々「気持ちのボタンの掛け違い」ありませんか?

一生懸命伝えようとすればするほど、感情が高まって、自分でもイライラや何でこんな事理解できないんだろうと相手を責めてしまう事誰でもあると思います。

そして、その相手が自分にとって身近な存在であればあるほど
自分の中に強い感情が湧きあがってくる事と思います。
なぜなら
「相手は自分の事を理解してくれる」、
「相手は無条件に支えてくれる」
と思い込んでいるからです。

そんな時こそ、何を言っても良い仲間が必要なんだと思います。
気持ちを互いに吐き出せる「仲間」がいるだけで、建設的な一歩を
踏み出せるようになるはずです。

一歩距離を保ってくれる友人がいる事で、身近な大切な人に
つらく当たることが少なくなると思います。

変わり続けること

ご遺族の役に立つために変わることは不可欠です。
3月11日の震災は、葬儀業界に更なる変革をもたらしている
事が、被災した地域だけでなく、日本全体に波及している様に
ひしひしと感じられています。

日曜日に参加したLive Onの母の日のイベントの後に
秋田住職がおっしゃった言葉に感じることがありましたので、
何を感じたかもあわせてブログに書きます。

「引き算の文化と足し算の文化」が東北では今ぶつかり合っている
と事を例に出しておられました。

都市部の人たちの多くは、「もっともっと」と自分が必要な量異常に
求めてゆく事が正しいと教えられ、もっとと言う「欲」が強いほど
成功者と言われてきたのだと思います。

これが足し算の文化の見せる一つの側面です。

地方のムラでは、分け合ったり、共有したり、必要ないものは
求めず、迷惑をかけない様にしてきた人たちは、これまでは、
資本主義社会においては、社会に負担をかけるだけの存在
の様に扱われてきた。

これが引き算の文化なのかもしれません。

引き算の文化にいる人は、積極的に「善意」の気持で
外から入ってくる人たちに心の底からの思いや感情を
ぶつけなくとも当たり前なのだと感じています。

僕自身がグリーフに悩んだり、苦しんだりしている人と
接するときに大事にしていることの一つは、死別体験者が
「安全」と「安心」を感じられる場、人間関係をどのように
作ることができるかです。

自分のやりやすさ、自分が長い時間をかけて作り上げてきた
モノを効率よく提供することにこだわることは、この最低限の
事を作り上げるときに弊害になっているようにしか思えません。

一人ひとりの人に向き合い、常に自分を変え続ける勇気を持つこと、
そして覚悟をもって取り組み続けるしかないように思います。

皆さんは、今何を感じているのでしょう?

2011年05月10日

グリーフサポートセミナートライアルご参加いただきありがとうございます。

今日は、10名の方々が参加いただきました。90分の予定でしたが、時間の許す方には
残って頂き、質疑応答を入れると約2時間ほどの時間でお話をさせていただきました。

本日参加いただいた方は、葬儀会社の経営者、僧侶、マスメディアの方、
友人を支えたいという思いをもって参加された方などが参加くださいました。

お話した内容は、
1.何で「グリーフサポート」という言葉にこだわって使っているのか?
2.グリーフサポートを提供する上で身につけるべき3つの柱
①サポートマインド ②専門知識、スキル ③セルフケア

ベーシックの研修でも重要な部分を今日参加いただいた方に
しっかりと理解してもらうだけでなく、是非気づいて欲しい事が
あったので、そのことをお伝えしました。

それは、どんな立場の人でもご遺族を支えることはできることが
たくさんあるということです。
しかし、何の努力な学びをしなくてもそれが可能になるわけでは
もちろんありません。その為に是非一緒に学んでいきましょう。

今日お忙しい中ご参加いただいたこと心から感謝申し上げます。

間もなくグリーフサポートセミナー トライアルコース開催致します。

グリーフサポートセミナーを企画立案し、法人研修ではなく個人で参加できるプログラムを公開してから2年が経とうとしています。開催するまでもカリキュラムをスタッフとミーティングを重ねながら、熟成し、教材もセミナーまでに準備をしたものの、毎回参加してくださる受講生からのフィードバックを参考に、改定を重ね、やっと自分たちでも納得できるものが出来上がりつつあります。

そして、このセミナーを学んだ人が、日常の仕事の中で、グリーフサポートを生かし、ご遺族を支え、ご遺族から色々な言葉を貰っている事を聴く機会も増えてきています。ぜひベーシックコースをもっと多くの人に知って頂きたいと考え、今回入門へのトライアルコースの開催を決めました。
http://www.griefsupport.co.jp/gsi_seminar/shosai/grieftrial1105.html
このトライアルコースを受講するだけで、大きな気付きがあるはずです。
今回参加される11名の方々にお会いできる事が今から楽しみです。

トライアルコースは、今後も定期的に開催する予定です。
ぜひ興味のある方は、以下の問い合わせページから
ご連絡よろしくお願いします。
http://www.griefsupport.co.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=support

2011年05月08日

こえて伝えたい-104年目の母の日-

今日は、九段下で講演を終えた後、戸越へ急いで移動しました。
グリーフサポートを一緒に取り組んでくれている尾角光美さんが
取り組んでいるイベントなので、遅刻気味でしたが、少しでも参加しようと
専務と二人で伺いました。

もともと彼女との出会いは、彼女が『102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~』
と言う本を出版されたときのイベントでご一緒したことがきっかけでした。
あれから、もう2年たったのかと言う思い出しながら、会場に向かいました。

会場は、戸越銀座の商店街からちょっと路地に入ったところにある
おしゃれなカフェでした。PEDRA BRANCA(ペドラ・ブランカ)というお店で
そこには、たくさんの人が参加されていていました。

本当に暖かい空気に満ちているイベントでした。

こんな暖かいイベントを企画してくれてテルミン
ありがとう。


もやいの会例会でお話させていただきました。

今日は、もやいの会で「遺体の搬送とエンバーミング」と題してお話をさせていただきました。
参加者は12名で、一般の方ばかりでした。
一般の方に向けてエンバーミングの話をするのはこれが初めてなので
どんな話をしたらジーエスアイが大事にしていることが伝わるのか
話をしながら、探り探り話をしました。

終わった後、今日の話は、「面白かったね」とか「これで安心だわ」と言って
お帰りになってゆく方ばかりだったので、安心しました。

これからも、こんな機会を大事にお伝えしていこうとそんな気持になった
講演会でした。

そして、ひとつこんなサービス必要だなって発見もさせていただきました。
まだ、発表はできませんが、準備ができたらお伝えいたします。

2011年05月07日

真生会館での講演

本日、一般財団法人真生会館学習センターで「葬送を考える」という3回連続の講演会の第1回を務めました。第2回はNPOエンディングセンター理事長の井上治代さん、第3回は上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケンさんと一連のセミナーの中に僕自身が入ることが恐れ多い感じもするほどのメンバーです。

私の演題は、「グリーフサポートからみる葬儀」です。

前日の深夜まで資料の作成を妻と二人でして、参加される方に覚えていてもらえたらと言う思いを込めて最後の最後まで準備をして臨みました。

20名前後の方々が参加して下さいました。

「なぜお葬儀をあげるのか?」について色々な視点でお話をしました。
ご遺族を支える役割を果たしている人もその視点に気づくだけで、
役に立てることはたくさんあるのです。

そんなことを参加者のみなさんに気づいていただきたいと
思って約2時間お話をしていました。

皆さんそれぞれに気づいたこと有ったようで、
少しでもお役に立てたのならば本当にうれしく思います。

こんな機会を与えてもらったことを感謝申し上げます。
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/gakushu/kouza/a_2.html

2011年03月15日

被災された方に何かしたいと思っている皆さんへ。

3月11日に起こった地震で
大切な人や物など、何もかも失った人を支えよう、
自分で何かできるはずだ、現地に一刻も早く行きたい
と、考えている人に伝えたい事があります。


次々にテレビやネットから流れてくる情報を知れば知るほど、
無事に生活している自分を責め、
何か行動に移したい欲求が強くなっている人も多くいると思います。

でも今は、慌てて行動するときではありません。

現地で命を張って頑張ってくれている自衛官、消防士、
医療従事者の皆さんを信頼して任せましょう。


自分ひとりで出来る事には限界がある事を
先ず認めるところから始めましょう。

でも、出来る事をつなげていけば大きな力となり、
その思いは必ず届くはずです。


今一番大事な事は、きちんと情報共有をする事です。
そして、自分が一番役に立てる時を把握する事です。

自分が必要な時に役に立てるように
今は、心と身体をしっかり休めてください。
今必要なことは、セルフケアです。

そして、今出来ないことに焦点を当てるのではなく、
出来る事にしっかり取り組んでください。

自分がやっている事で役に立たない事など
ひとつもないのですから。


                         橋爪 謙一郎

2011年02月25日

講演のおしらせ

4月2日~4月4日に、東京都立産業貿易センター台東館で開催される「表現文化社と鎌倉新書共催セミナー」で、4月4日(月)15時からの『葬儀社員ができるグリーフサポート』というセミナーでお話をします。弊社のグリーフサポートセミナーベーシックを受けようかと考えているものの、中々決心がつかない方、是非この機会にお話を聴きに来てください。定員30名と聞いています。先着順で締め切るそうなので、是非早めにお申し込み下さい。
詳細は、
http://www.sogi.co.jp/sub/publish/2011semi.pdf

寺尾社長の出版記念イベント

2月1日に中経出版より「老いじたく練習帖」という本を出版されたオフィスシオンの寺尾社長に依頼され、
イベントでファシリテーターと講演をすることになりました。
第2部で「本音で語る葬儀社の役割」について色々な視点から
ディスカッションをしてゆきたいと思っています。

そして、第3部では、私が講演をします。
「グリーフサポートの視点から見た葬祭業の未来」
と題してお話をします。

ぜひ早めにお申し込み下さい。

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2011年3月16日(水)13:00~17:00
ビジョンセンター秋葉原
千代田区神田淡路町2-10-6 OAK PLAZA 2F

詳細は、
http://www.office-sion.jp/event2011.pdf

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2011年01月31日

二冊の著書で取り上げていただきました!

すごく嬉しいお知らせです~

以下の二冊の著書で
GSI代表の橋爪謙一郎について
取り上げていただきました。

どちらも良書です。
ぜひお手に取ってご覧ください。


葬送流転 人は弔い、弔われ
星野 哲 (著)

葬送流転 人は弔い、弔われ


『100番目のメッセージ』かんき出版 (2011/2/3)
メッセージプロジェクト/編 (著)

『100番目のメッセージ』

特設ページはこちら→ http://ameblo.jp/kankikids2010/
ワタミの渡邉美樹さんの他、
すごいメンバーの中に入って紹介されています。

ぜひご覧下さい。

2010年10月06日

ブログでご紹介いただきました

考えるお葬儀屋さんのブログで新書のご紹介を頂きました。
是非お読みいただきたいと思います。
お父さん、「葬式はいらない」って言わないで、を読んで

6月に発売以来多くの方にお読み頂き、感想を頂く時に本当にありがたいと心から
感謝しております。

グリーフと言う視点からお葬儀をみたり、その準備や葬儀の仕事を振り返るきっかけと
なってくだされば、この本の役割が果たせるものと思います。

是非お読みいただきたいと思います。

お父さん、「葬式はいらない」って言わないで 

2010年07月03日

夏のエンディングセミナー2010 「遺族」をどう支えるか ~グリーフサポートとしての葬送を考える

東京近郊で講演やセミナーでお話をさせて頂く機会は、本当に増えてきているのですが、
東京以外は本当に少なくこれまで問い合わせを頂きながら、かなえることができなくて
申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、大蓮寺 秋田住職が依頼を頂き、
お話をする機会が大阪であります。
もう既に15名の申し込みが入っているようです。
是非、早めにお申し込み下さい。


申し込み

========================================================
■日程: 2010年07月18日(日)開会14時(閉会16時)
■場所: 大蓮寺
■参加費: 1000円
■定員: 40人
■主催者: 大蓮寺エンディングを考える市民の会・應典院寺町倶楽部

■問い合わせ
應典院寺町倶楽部
543-0076
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
TEL 06-6771-7641
FAX 06-6770-3147
========================================================

2010年06月17日

パネルディスカッションを終えて

6月6日に行なった「お父さん『葬式はいらない』っていわないで」出版記念のイベントの中でもパネルディスカッションを終えて感じたことを書きたいと思います。

『命』、『生』、『死』、『悲しみ』に向き合って取り組んでいる人たちは、
多くの苦悩を抱えているということです。

理解されない苦悩
自分の取り組みが本当に必要とされているのか分からない不安
自分の力の至らなさに対する苦悩など、
パネルディスカッションの中で一人ひとりのパネラーの
発する言葉からは、痛いほどに感じられました。

一生懸命取り組んでいればいるほど、苦悩を抱えている。
それでも、自分にできることを精一杯取り組んでいる。
パネルディスカッションを通じて、同じ課題に取り組んでいる
「仲間」、「同士」という深くて、強い絆を感じてしまいました。

当日のパネラー席から参加者のまなざしを見たときには、
今まで参加したどの講演やパネルディスカッションでも
感じることのできなかった真剣なまなざし、一言も逃すまい
という気迫にも感じられるようなあっという間の1時間でした。

パネラーだけでなく、参加いただいた100名あまりの参加者の皆様
の力も本当に強く感じました。

参加者の中には、当日の感想をブログに載せてくれています。
ぜひ当日の雰囲気が感じられるものですので、是非読んでください。

アロマティスト 小泉美樹 のオフィシャルブログ「つながりの再生」

たけちゃん パーソナルモチベーター コーチ 「102年目の母の日」

参加者のみなさんからの感想や言葉は、聞いたり
読んだりするだけで、元気が出てきます。

これからも益々頑張ります。

2010年06月13日

「お父さん『葬式はいらない』って言わないで」書評

アメリカで葬儀の勉強をしている時に、突然のFAXでの問い合わせに真摯に対応してくださった時からのお付き合いの碑文谷創さんが、新書をお読みくださり、書評をブログに書いてくださいました。

碑文谷創のはざまの日々

今回は、本当にグリーフについて、そしてグリーフからみた葬式について書いた本だったので、その点を理解してくださり、書評でもお書きいただいたことに本当にうれしく感じています。

益々頑張って伝えてゆかなければならないと強く感じました。


書籍の購入はこちらから

2010年05月30日

6月1日に新書発売決定

本日出版社の担当者の方から、無事に印刷に入ったとの連絡が入りました。
今度の本は、「グリーフサポート」の視点から見た葬式について書いた本です。

島田裕巳さんの「葬式は要らない」の後も、葬儀本は何冊も世に出ていますし、
経済雑誌でも葬儀についての特集が組まれるようになった今だからこそ、
葬式の本当の意味を知ってほしくて、この本を出すことを決めました。

葬式を点で捉えるのではなく、遺された人々が自分なりのペースで思いや
感情に折り合いをつけてゆく過程(プロセス)として捉えなおして欲しいと思います。

グリーフの視点からみたうえで、自分自身のために「仕分け」をしてみても遅くないはずです。
6月1日から発売ですが、アマゾンではもう予約受付していました。
是非予約をしてできるだけ早くお読みいただき、感想をお聞かせ願いたいと思います。

ぜひよろしくお願い申し上げます。

2010年05月15日

グリーフサポートセミナー @ コネクト

グリーフって何?
大切な人がいなくなった今自分が体験している事は「異常」なのか?
自分だけが感じていることなのか?

こんな疑問を感じている人は、少なくないはずです。

葬儀が終わって、納骨も済んだけれど、心に何だかぽっかりと穴が開いてしまった
そんな人に今の自分を振り返るためにこんな機会を作っていただきました。

コネクトで葬儀社の紹介を受け、その後も1ヶ月に1回送られてくる「ちえふくろう」という
会報誌に案内を同封していただき、この機会を作りました。

前日4月にしては季節はずれの雪に見舞われ、何人の方がお越しになるのか
不安になりながらも10名前後の方々に参加いただきました。

グリーフについての基礎知識を身につけることで、自分を受けとめることに
つなげて欲しいと2時間話をしました。

ご遺族を対象にこの様な話をしたり、何を感じ、寂しさや苦しさを感じておられる
のかを伺うときに、いつも感じることですが、
「ご遺族は、一人で何をどうして良いか分からない」、そして、
そのため「不安」が強くなっているということを今回も感じました。

こんな機会を、自社で「お世話したご遺族」を対象に作りたいと思う
葬儀社の方是非お問合せ下さい。

問い合わせ

こんな機会を作る事は、ご遺族のためだけでなく、働いている社員の心のケアにも
繋がります。ご遺族と共に話を聴き、ご遺族の変化を目の当たりにすると、
気に掛かっていたご遺族が実際どうなのかを知れば、心の中にあるそんな思いが
少し軽くなる体験をしている人が多くおられます。

2010年04月21日

よこはま・からころ・プロジェクト

4月18日(日)に昭和大学横浜北部病院で行われた中島宏明先生の講話を聴いてきました。
中島教授は呼吸器の専門で、長い医師としての人生の中で学んできたお話をされていました。

たくさんの気づきを与えてもらえたとても濃密な時間でした。

僕自身がご遺族を支える時に大切にしていることに共通することがたくさんあり、シンクロニシティを感じました。

例えば
「医療者の使命」
①治るべき病気を治るようにする。治る病気を増やす: 知識&技能
②知識と技能を尽くしても治らない病気になった人が希望を持つことができる: 態度&人生観
③後に続く人を育てる

ジーエスアイが提供しているグリーフサポートセミナーの柱にしているものにも
共通するものがあります。
ご遺族を支えるものとして「知識」や「スキル(コミュニケーション、カウンセリング)」だけでは
足りないのです。そこに支えるものとしての態度や価値観を基にした「マインド」が大切なのです。
さらに、そんな人も「普通の人」です。だからこそ、いい状態の保つ為に「セルフケア」が欠かせないと思いこの3つを柱にセミナーを作り上げています。

また、中島先生は、これからの医療ということで、こんな話をされてました。
「Cure(治療)からCare(お世話)そして Share(チーム医療)へ」

そしてチーム医療の原則を見たときには、これは、結果を出す組織の原則だと感じました
チーム医療=自分の専門領域を通じて他の専門職と協同する。
①仲が良い
②指摘する勇気を持つ
③専門領域間の隙間をうめる
④知識で人を傷つけない
⑤あなたと私がいるから 1+1が2以上になる

たくさんの気づきを貰え、元気になれました。
中島先生ありがとうございます。

2010年04月12日

グリーフサポートセミナー ベーシックコース 第4期

4月10,11日は、グリーフセミナーベーシックの第4期を開催してました。
北は北海道札幌南は福岡からご参加くださった方もいらっしゃいました。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
セミナー時間が長時間に及んでも、興味が尽きること無い様子で受講頂けて
講師自身とても楽しい時間を過ごすことができました。

ありがとうございます。

グリーフサポートセミナーベーシックコースは、僕自身が学んできた事を実践できるように
伝える為に2009年1年間使って作り上げてきました。

ご遺族を支える時にどの様なことが役に立つのか
ご遺族を理解する為にどの様な知識が必要なのか
などについてじっくり伝えました。

【グリーフについての基礎知識】
・ グリーフとストレスについて
・ 死別とグリーフにまつわる誤解
・ グリーフ(悲嘆)とモーニング(悲哀)の違い
・ グリーフサポートについて
・ 死別によって喪うものとは
・ グリーフによって影響を受ける4つのエリア
・ グリーフに伴った感情とは(8つのディメンション《悲嘆の局面》)
・ 6つのニーズについて

研修の中で、参加者の皆さんと共有をしてゆく中で、ご遺族の立場に立つと、どの様なサービスを提供することが役に立てるのかについて盛んな議論が交わされ、すぐに生かせる事がたくさんあることを実感いたしました。

・ 葬儀の仕事をしていて、もっとご遺族の役に立ちたいと考えている人
・ 終末期を初めとして患者様やご家族の役に立ちと考えている人
・ 悲嘆に苦しんでいる友人の役に立ちたいと考えている人
を初めとして、このセミナー内容を生かすことのできる人がいることを
強く感じました。

興味を持った方は、是非一度お問合せ下さい。
お会い出来る事を楽しみにしています。

グリーフサポートセミナーベーシックコース

問い合わせ

2010年04月11日

4月3日 モーニングアカデミア主催 グリーフセミナー

親友のアロマティスト小泉美樹さんの主催で
グリーフについて学ぶセミナーをしました。

土曜日の朝から40名ほどの人が集まってくださいました。

これまで接してきたご遺族から学ばせていただいたこと、
師匠アランや多くの教授から教えられた事を
一つ一つ大切に伝えました。


一人でも多くの人が「グリーフサポート」について理解を深めてくれたら、
大切な人にもう少し優しくできると信じていて、
そんな社会を作るきっかけとなると思い、
その思いを目いっぱい伝えてみました。


たくさんの人が会場に来てくれて、真剣に聞き、
終わった後も名残惜しそうに僕に思いを伝えてくださったので
僕自身も元気をたくさん貰うことができました。


思いを伝えることが例え小さな一歩のように感じても、続けていきます。


思いを理解してくれている人が書いたブログへのリンクを張りますので、
是非お読み下さい。


小泉美樹オフィシャルブログ

たけちゃんパーソナルモチベーター&コーチ ブログ

まさ~朝5時起きの外科医~ブログ

是非一度弊社の主催のグリーフセミナーを聴きにいらっしゃいませんか?
必ず気づきがあるはずです

2010年03月15日

グリーフサポートを必要な人に届ける為に

2009年は、グリーフサポートについての教育、ご遺族を支えるサポートグループを定期的に開催することを自社で続けてきました。
その中でたくさんの事に気づきました。
ご遺族を支える事を必死に考え、努力をしている葬儀社や関連事業者がたくさんあるものの、同時に自分たちの力が不十分であることに罪の意識を感じているいる人たちがたくさんいます。
その結果、本来であれば出来る事が出来ずにいる人がたくさんいるのです。
グリーフサポートセミナーは、そんな人を対象にしています。

学びにきた本人が元気になり、本当の自分を取り戻し、自分の力を発揮できる場所に戻り、
これまで以上にご遺族の事を支えていると言うことを聴いています。

ご遺族を支える仲間を増やしてゆきます。
地に足をつけてそんな仲間を増やしてゆきます。

是非一緒に学びましょう。
http://www.griefsupport.co.jp/griefsupport/seminar.html

2010年01月01日

今年もよろしくお願いします

グリーフサポートを広げてゆく為に、色々な場で話をすることに全力を尽くしてきました。
その中で、沢山の出会いと沢山の気づきを頂いたそんな2009年でした。
2010年は、ジーエスアイの活動ならびに橋爪謙一郎の活動をさらに加速させてゆきます。
内容は、徐々にお伝えしてゆきますので、ご期待下さい。
今年もよろしくお願いします。
橋爪 謙一郎

2009年10月21日

看護師むけグリーフサポート研修

10月3日(土)に終末期医療に特化して看護師を自宅に派遣する事業を経営している友人の会社でグリーフサポートセミナーを開催してきました。
http://www.minatoserve.com/hospi-one/index.html

看護師も、家族同様大きなストレスを患者さんの死によって抱えている現状にもかかわらず、実際にはそんな現実に向き合う暇や余裕もなく日々孤軍奮闘の彼女たち&彼らに自分の学んできた事を伝えることで、何か大きな一歩を踏み出せるのではないかと思い、半日使って、話をしてきました。

人の死の前後で途絶えてしまう支援をどのように連動させるかを今考えなければならないし、
行動に移してゆかなければならないと実感しています。

主催者の方から、こんな感想を頂きました。

・看護師達も初めて体系的にグリーフについて学ぶことが出来たという声が大半でした。

・「なぜこのような教育が看護師の基礎教育に無いのだろう」という声も上がるほど、
看護師達の心を掴んだセミナーだったと思います。

・グリーフ教育を看護師にしていくことの必要性について強く感じる事が出来ま
した。

思いが通じた時間だったと感じました。
こんな機会を作ってくださって、ありがとうございます。

ここが看護師を初めとする医療従事者向けサポートのスタートです。

グリーフサポートの視点からの葬儀

10月13日(火)に名古屋で、パネルディスカッションを行いました。
ご遺族としての経験、ご遺族を支援してきた経験から見た葬儀が、
ご遺族にもたらすものや、葬儀社として取り組むべきことなどをを話をしました。
短い時間だったのですが、その内容は、今葬儀業界が真剣に取り組むべき内容
がたくさん含まれていたと思います。

ご遺族に提供すべき情報、知識はどのようなものがあるか?
ご遺族が自分の大切な人を喪った時に、最後にできることを考えている時に
どのような選択肢を提供してゆくべきなのかについて心の底から考えさせられました。
お世話になりました。そして、これからよろしくお願いします。

2009年08月10日

久しぶりのブログ

ご無沙汰しております。
前回ブログのエントリーをしてからあっという間に月日が流れてしまいました。

その間実は、グリーフサポートの活動を濃密にしておりました。
これまでエンバーマーの教育にかけてきた時間とエネルギーを
グリーフサポートへと転換し始めました。
6月よりグリーフサポートを実践する人材を育成する講座を開始しました。
これは、橋爪謙一郎自身がアメリカで学び、研究したものの集大成ともいえるものです。

そのセミナーも8月で第1期生の修了生を出すことができました。

この講座は、僕自身学びが深く、9月に開講する第2期生に提供するときには、
さらに成長した内容になっていることは間違いないと思います。
お会いできることを楽しみにしております。

2009年05月29日

仏教ホスピスの会 「いのちを見つめる集い」で講演をさせていただきました。

5月28日(木)泊船軒において、日本人の看取りとグリーフサポートについて話をしてきました。
雨にもかかわらず20名を超える方々がご参加頂きました。

介護、看護、そして、看取った後のご遺族への支援が十分といえない現状を踏まえて、
自分たちが今からできることをお伝えしました。

大切な人を喪った時に、その周りに話を聴いてくれる人、黙って側にいてくれる人を
一人でも増やす為に、自分自身が、聞き上手になってもらうヒントになればと思いを込めて
1時間話をしました。

一人ひとりがその人らしく、どんな時でもいられるようになるために、
これからも全力で取り組んでいきます。

仏教情報センターならびに仏教ホスピスの会の皆様、
この様なすばらしい機会を与えてくださり感謝してます。
これからもよろしくお願いします。

2009年04月27日

4月25日 大阪でのセミナー 大盛況でした。

プラスシンパシー 川本さんの主催で、大阪で「夢をかなえるライブセッション」と題して
ピークパフォーマンス平本さんとコラボでのセミナーをしてきました。

定員の40名を超える方々に参加を頂き、外の天気が全く気にならないほどの
熱気に包まれた中、あっという間に時間が過ぎてゆきました。

これまで、グリーフサポートやエンバーミングに関する専門的な内容の話をした
経験はあったのですが、自分自身がどのようにして、やりがいを常に感じられる
仕事を見つけるに至ったのかを生い立ちから現在に至るまで話をさせていただきました。

話をしながら、今の自分を振り返ることができ、話をさせていただいている
自分が一番学びにつながった気がします。

この様な場を作り上げるきっかけを作っていただいた川本さんご夫妻、
㈱ピークパフォーマンス平本さん、五十嵐さん、当日の会場の運営を
お手伝いいただいた方々、もちろん当日の参加者の皆さんに心より感謝申し上げます。

2009年04月24日

「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」出版記念講演会

5月10日(日)に亡き母への思いを綴った本の出版をした尾角さんの企画で、講演をします。
母の日の起源を尾角さんから聞き、そして、昨年発行された文集、そして、今年の4月20日に出版された原稿を拝見して、母と言う存在と愛情について深く考えさせられました。

本を読むたびに、涙があふれてきましたが、それと同時に暖かく優しい気持ちにもなりました。

我々、一人一人が、素直になって自分の心の中にある想いを伝えることを遠慮せずにするだけで、自分はもちろん数え切れない人が幸せになるという気持ちがあふれてくるそんな本です。

当日は、グリーフについて、そしてそんな人を支える上で大切な事について
お話しする予定です。

打合せの段階から、話が深まり、この講演がすごく意義のあるものになる事は
間違いありません。

ぜひご参加下さい。

お勧めします。

<出版記念講演会>

本の出版を記念して講演会を行います。
もう一つのおくりびと、「死化粧師」というドラマやコミックの主人公「間宮心十郎」のモデルでもあり、「エンバーマー」の著者、株式会社GSI代表の橋爪謙一郎氏を招いて講演を行います。
「100人いれば、100通りの送り方がある」。ひとつひとつの「グリーフ」を大切にする。Live on、この本の大事にしていることと共通するものがそこにはあります。

日時: 5月10日(日) 13時半(13時開場)~16時半

場所:東京都港区赤坂1丁目2番2号 日本財団ビル2階 大会議室
アクセス:地下鉄「溜池山王」「国会議事堂前」「虎ノ門」各駅より徒歩5分程度
      特許庁の向かいです。
      http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html


参加費:1000円(資料代、運営費)
定員:200名

事前申し込み不要。当日直接会場までお越しください。

当日の連絡先:070-6977-1363

2009年04月14日

本日の朝刊 

こんにちは!

橋爪 謙一郎です。

ひとつご案内です。

今日の朝刊の4面の「ひと」というコーナーで紹介されました。
是非読んでみてください。

http://mainichi.jp/select/opinion/hito/news/20090414k0000m070126000c.html

また、皆さんにお待たせをしているグリーフサポートの本格的な講座の内容も
近日中に発表できると思います。

とても充実した内容になっています。
是非お楽しみに


2009年03月27日

《大阪在住の皆様》ジョイントセミナー開催のお知らせ

これまで、大阪で直接お話を一般の方にお話をする機会を模索してきましたが、今回最高の場ができました。僕の友人であり、僕の師匠のひとりである平本あきおさんとジョイントセミナーをすることになりました。あっという間に売切れてしまう可能性もあるので、スケジュールの合う方は是非早めにお申し込み下さい。http://www.p-sympathy.com/index.php?live

詳細は以下のとおりです。

夢をかなえるライブセッション in Osaka  

    ~あなたの使命はなんですか?~

日時 平成21年4月25日(土) 13:30~18:00

場所 大阪市中央区民センター              
   〒541-8518 大阪市中央区久太郎町1-2-27
   地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」下車
   アクセスマップ

定員 40名

料金 早期割引 8,000円
   ※4/15以降は、10,000円

当日の内容

   当日は3部構成となります。

   第1部 橋爪謙一郎 講演

   第2部 橋爪・平本氏 対談

   第3部 平本氏 「夢をかなえるライブセッション」

お会いできることを楽しみにしています。

2009年03月25日

ライブハウスでトークイベントします

4/9(木)に「エンバーマーと言う仕事」
~エンバーミング(遺体衛生保全)と死化粧の現状とこれから~
と題して、イベントを行なうことになりました。

これまでも、漫画「死化粧師」や同原作のTVドラマに監修として関わってきた中で、
「エンバーミング」についての認知は徐々に深まってきました。

さらにエンバーミングについてもっと沢山の人に聞いてもらい、
理解を深めようと思い、ライブハウスでのトークイベント出演を決めました。

最前線で活躍中の弊社若手エンバーマー羽織屋も一緒に参加します。

「エンバーミング」って実際どんなことするの? 
「エンバーマー」ってどうしたらなれるの?
そんな疑問をお持ちの方、大切な人を亡くした経験のある方、
これを機に「死」について真剣に向かい合ってみようかと思う人は是非!是非!おいで下さい!!

【出演】
橋爪謙一郎(TVドラマ・漫画『死化粧師』主人公のモデル)
羽織屋寛子

【司会】
坂本麻実

OPEN18:30 / START19:30
¥1,000(ドリンク代別)

【会場】
Asagaya/Loft A

杉並区阿佐谷南1-36-16-B1

チケットはロフトA web予約と電話予約で受付中!
電話予約:03-5929-3445

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=71

2009年02月05日

【橋爪謙一郎ブログ】1月28日に僕が書いた本が発売されました。

タイトルは、

遺体衛生保全と死化粧のお仕事
「エンバーマー」心とご遺体を修復するために僕がしてきたこと

これは、僕自身が「エンバーミング」というお仕事を通じて与えられた「気付き」を多くの人にも知ってもらいたいという思いを込めて書いた自叙伝です。

『誰もがいつかは死を迎え、誰もがいつかは「愛する者との別れ」を経験する。』という現実に向き合う事によってでしか気づけないことがあるはず…

「死」を無視したり、覆い隠すのではなく、正面から向き合うことで、もっと「生」を楽しめる。
そんなことをこの本をきっかけに考えてもらえると嬉しいです。

「エンバーミング」と「グリーフサポート」に捧げた日々をなぞると、その中から、「悲しみを癒すために何をしてあげられるのか」が見えてくると思います。

是非、ご一読下さい。

http://www.griefsupport.co.jp/book/index.html

2009年01月18日

【橋爪謙一郎ブログ】ジーエスアイ2009

2009年1月も早くも18日になりました。
本当は、このブログの原稿は、1月1日に出す予定で書いていたのですが、僕自身の半生を振り返り書いた自叙伝を年末~年始にかけ、13日の校了日ぎりぎりまで妥協することなく修正していたので、ブログを通じた挨拶が遅くなってしまいました。

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2008年10月03日

お待たせしました

お待たせしました。

アメリカで恩師のアランウォルフェルトの本に出会ってから15年

大学院でグリーフケアを中心とした研究をし修士号を取得してから10年

帰国後も精力的に1年に最低1回のペースでコロラド州フォートコリンズにある研修センターでアランの提供するセミナーを集中的に研修を受け始めて10年

個人的に蓄積してきた知識、理論、経験を葬儀社への企業研修、ご遺族の団体に向けての講演会など様々な形式でグリーフサポートを行ってきました。

この様に企業研修で提供していることを何とか一般の人にも
公開できないかと創業以来考え続けてきました。

ご遺族と接する職についている人
医療の現場で亡くなられた方、その家族と接する人
友人が苦しんでいて、何とかしたいと考える人

考えてゆくだけで、何とかしたいと考えている人のために
全力でサポートしたいという思いは強くなり、
どのようなセミナー提供するのかを社内でミーティングを重ねて
ついに内容が決まりました。

それが、「グリーフサポート公開セミナー」です。

詳しくはこちらをご覧ください。


特に、このセミナーでは、参加者がどんな状況であっても自然に自分らしくご遺族に接することができる気付きのきっかけを提供します。グリーフサポートの中で最も重要な要素をお伝えします。

11月、2009年1月、3月と開催を予定しています。
詳細は、こちらをご覧下さい。


お申し込みはセミナーお申し込みからお願いします。


2008年09月07日

【橋爪謙一郎ブログ】フューネラル・チャペル②

前回はアメリカの式場で、1つ目の特徴としてあげられるライティングについてお話しました。

フューネラル・チャペルの第二の特徴は、ファミリールームを備えているということです。グリーフプロセスにおける葬儀式の大きな役割の中で、「悲嘆などの感情を表す助けとなる」ということがあげられています。例えば、韓国では、未だに「泣き女」の習慣が残っているのも、泣き女の存在は、ご遺族が悲嘆の感情を表に出すことを自然なものとするからです。

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2008年08月20日

【橋爪謙一郎ブログ】フューネラル・チャペル①

今回は、日本の葬儀社の葬儀式場とは異なるフューネラル・チャペルについて書きたいと思います。日本でもいろいろな工夫がなされている葬儀式場が増えてきていますが、アメリカの式場には2つの大きな特徴があると思われます。

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2008年08月12日

【橋爪謙一郎ブログ】キャスケット・セレクションルーム②

前回お話しましたキャスケット・セレクションルームが、どのようにグリーフプロセスにつながるかについて続きをお話しします。

葬儀の準備において、最も苦痛を伴うことを避け、傍観者でいる状況を作り上げてしまえば、ご遺族方々が抱いている「死の容認」を助長することにつながります。死別の悲しみや苦痛を経験することは、死別の悲しみを癒すのに必要な経験なのです。

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2008年08月03日

【橋爪謙一郎ブログ】キャスケット・セレクションルーム①

日本の葬儀社では見られないものひとつとして、アメリカの葬儀社にはキャスケットセレクションルーム(棺展示場)があります。北米のほとんど全ての葬儀社がもっているキャスケットセレクションルームについて、今回はお話します。アメリカの葬儀社がセレクションルームをもっている理由はいくつかあります。

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2008年06月10日

【橋爪謙一郎ブログ】葬列と埋葬式

アメリカの映画などで、セメタリー(墓地)において、葬儀に参列する人々が、埋葬される墓穴の周りを皆で囲んで、牧師が埋葬式のディレクティンングを行っているのを見たことがある方も多いでしょう。今回は、土葬で締めくくられるときに必ず行われるフューネラル・プロセッション(葬列)とグレイブサイド・サービス(埋葬式)について書きたいと思います。

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2008年05月28日

【橋爪謙一郎ブログ】5月25日に神戸ひまわりの会で講演してきました。

友人からの依頼で自助団体である「神戸ひまわりの会」で、講演会をしてきました。
会員だけでなく一般の方も参加していると言うことで、年齢層も幅広く、40名余りの参加者でした。
内容は、
「悲嘆の意味」、
「悲嘆にくれている人が満たすべき6つのニーズ」、
「自助団体やサポートグループ」、
「ご遺族がもつ12の自由」
について話をしてきました。

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【橋爪謙一郎ブログ】子供たちと「生」と「死」について探求しました。(東京コミュニティスクール)

4月4日(金)、以前より交流のある東京コミュニティスクールの久保さんと安松さんから、知の探求プログラムの一環として、6週間かけて実施する授業の中で、「私たちが生きることの意味を感じることができること」を子供たちと一緒に真剣に考える機会を作りたいと言う依頼を受けました。

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2008年05月19日

【橋爪謙一郎ブログ】グリーフサポートグループ

前回はアフターケアサービスにどんなものがあるかをお話ししました。今回は前回の続きで、アフターケアサービスの一つであるグリーフサポートグループについて、どのような活動していたかをお話します。
以下、8週間のグリーフサポートグループが具体的にどのように行なわれていたかを説明しましょう。

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2008年05月09日

【橋爪謙一郎ブログ】アフターケアサービスとしてのグリーフサポート

今回は、アメリカのフューネラル・ホームで葬儀の施行後に実際に行われている「アフターケアサービス」について書きたいと思います。

アメリカでは、近年、遺族の方々の心のケアをしたり顧客満足を上げるためにヒューマンサービスに重点を置くように変化してきています。その中でも、アフターケアサービスに力を注ぎ始めているフューネラル・ホームは年々増えてきています。

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2008年04月28日

【橋爪謙一郎ブログ】ビジテーション

前回はビジテーションについてお話しましたが、今回はメモリアルサービスについて説明します。メモリアルサービスとは、儀式の会場内にご遺体の存在がないものを指します。長い闘病生活や何度にも及んだ手術で傷ついた体にこれ以上手を加えたくないと思うご遺族の方、あるいは、自分の葬儀は行わないで家族と友人に集まってもらい自分らしいお別れの会を執り行ってほしいと遺言を残された故人の場合には、葬儀の代わりにメモリアルサービスを行います。

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2008年04月18日

【橋爪謙一郎ブログ】メモリアルサービス

今回と次回で、米国で広く親しまれているお葬式のスタイル、『メモリアルサービス』と『ビジテーション』について書きたいと思います。

火葬がアメリカにおいて増加すると共に、メモリアルサービスを葬儀の代わりに行うお客様の数も増えてきました。ご遺族のグリーフプロセスという観点から考えれば、火葬にする前に、ご遺体に対して区切りをつける葬儀を行うのが一番望ましいのだが、さまざまな事情によりできない場合は、このメモリアルサービスを行うことを勧めていました。まずは、ビジテーションについて説明します。

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2008年04月07日

【橋爪謙一郎ブログ】「NPOイノベーショングラント」ファイナリスト・プレゼンテーション

2008年3月27日(木)にキャンパス・イノベーションセンター東京で開催された「NPOイノベーショングラント」【主催:NPO法人ETIC.】のファイナリストの6名の一人として参加してきました。

日経新聞の記事にこのイベントの記事を見つけて、2月18日(月)締め切りぎりぎりにエントリーをしてから、書類選考、電話によるヒアリング、面談を経て、ファイナリストに選ばれ、プレゼンテーション資料を弊社専務、山村君の多大なる協力を得てぎりぎりまで作成していました。

この選考プロセスを通じて、「我々は、どんな社会的な問題を解決できるのだろう?」「自社の事業がどのような社会的なインパクトがあるのだろう?」と真剣に見つめ直す機会になりました。

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2008年04月04日

【橋爪謙一郎ブログ】死化粧師オロスコ 釣崎清隆監督とトークショーに出演しました。

3月23日(日)に釣崎監督とトークショーをする為に渋谷UPLINK Xシアターに行ってきました。
コロンビアで老エンバーマーとして死体を扱うフロイアン・オロスコの最期の3年間追ったドキュメント映像を撮った人物だったので、会うまでは緊張して会場に向かいました。

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2008年03月08日

【橋爪謙一郎ブログ】米国葬儀の打合せ②

前回はアメリカでの葬儀の打ち合わせのプロセスについてお話いたしました。今回は葬儀のプロセスがどのような役割を持っているかご説明いたします。

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2008年03月03日

【橋爪謙一郎ブログ】米国葬儀の打ち合わせ①

平成13年の消費者契約法の施行以来、日本においても消費者にとって契約内容を明確にしようとする消費者志向が促進されてきました。今回は、日本に先駆けて葬儀の消費者保護を行ってきたアメリカにおける葬儀の打ち合わせについて紹介します。

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2008年02月14日

【橋爪謙一郎ブログ】第13回日本災害医 学会にパネラーとして参加しました。

2月10日(日)につくば国際会議場にて第13回日本集団災害医学学会が行なわれ、
そのうちの「災害時の死亡について考える」というパネルディスカッションにパネラーとして
エンバーマーと言う立場から参加してきました。
今日は、その話について。

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2008年02月04日

【橋爪謙一郎ブログ】米国でのご遺体搬送

前回、カリフォルニア州でエンバーマーライセンスを取得するためには、2年間のアプレンティス(インターン)をする必要があると書きましたが、今回は僕がアプレンティス期間に経験したアメリカでのご遺体搬送についてお話します。

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2008年01月25日

【橋爪謙一郎ブログ】米国葬儀業 アプレンティス(インターン)

カリフォルニア州サンフランシスコの南、車で約40分行ったところにあるサンマテオという街で、僕はアプレンティスを勤めていました。カリフォルニア州のエンバーマーのライセンスを取得するためです。

アプレンティスといってもピンと来ない方も多いと思うので、ここで簡単に説明しておきます。

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2007年11月07日

【橋爪謙一郎ブログ】ドラマの打ち上げに行ってきました

今回の【橋爪謙一郎ブログ】は、前回に引き続きドラマのお話です。

ドラマ「死化粧師」の撮影打ち上げに参加してきました。

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2007年10月30日

【橋爪謙一郎ブログ】ドラマ「死化粧師」撮影に行ってきました

これまで【橋爪謙一郎ブログ】では、僕がアメリカの葬儀科学校や葬儀社で経験してきたことについて書いてきましたが、今日はちょっと最近の話です。

2007年10月26日(金)都内で撮影されたドラマ「死化粧師」の撮影現場に行ってきました。
主役の心十郎役の和田正人さん、ヒロイン役の篠原麻衣さん、女性エンバーマー役の俳優の方々、撮影スタッフの方々のエンバーマーに対する思いの強さやこだわりが強くあふれている現場でした。

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2007年10月12日

【橋爪謙一郎ブログ】米国エンバーミング実習

今回は再び、アメリカの葬祭大学時代の話の中から、エンバーミング実習についてお話します。

カレッジ生活は猛勉強の毎日でしたが、僕が幸運だったのは、カレッジの教師の中にエンバーミングの教科書を書いたロバート・G・メイヤー氏がいたことでした。彼を始め、数多くのクリニカル・エンバーミングの実習の担当教官は皆優秀で、そのうえ、僕に1体でも多くの実習をさせようとしてくれたのです。そのおかげで、その時の経験が今でも仕事の上で役立っています。

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2007年09月05日

【橋爪謙一郎ブログ】米国葬祭大学カリキュラム②

前回に引き続き、ピッツバーグのモーチュアリー・カレッジでの授業のお話をしたいと思います。

最初のうちは先生の教え方の違いから、教科書の一語一句を丸暗記しなければ、週に最低1回のペースで行われるテストで合格点をとることなどほとんど不可能に近いことでした。

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2007年08月27日

【橋爪謙一郎ブログ】米国葬祭大学のカリキュラム①

ピッツバーグのモーチュアリー・カレッジでの学生生活は、今となっては楽しい思い出となっていますが、在学中はそれまであんなに勉強した覚えがないほど毎日遅くまで勉強したものです。

今回は、米国の葬祭大学ではどんな科目を勉強するのかについて書きます。

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2007年08月17日

【橋爪謙一郎ブログ】葬祭に携わる仕事を始めた理由②

前回は、父からエンバーミングを勉強するためにアメリカ留学を薦められたところまで話しましたが、今回はその続きをお話します。

2週間ほど毎日のように、僕は自分の人生を決定してしまうこの重大な選択について真剣に考えました。葬祭の仕事に携わることの責任と大変さを自分の目で見て育ってきた僕にとって、これは容易に回答できる話ではありませんでした。

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2007年08月13日

【橋爪謙一郎ブログ】葬祭に携わる仕事を始めた理由①

これから数回に分けて、僕がどのようにして、葬祭業に携わるようになったかを
お伝えしていきたいと思います。
1993年10月、北海道で葬儀社を経営する父から、1本の電話がかかってきました。
僕は東京で、葬儀とは関係の薄い業種の会社で働いていました。
父は、NFDA(全米フューネラルディレクター協会)のコンベンション(年次大会)をはじめ
アメリカの葬祭業者を見学する研修旅行から帰ってきたばかりでした。
いろいろな刺激を受けて興奮さめやらぬ、といった感じでした。
それがまるで昨日のことのように思えます。

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2006年08月15日

「グリーフサポート」を仕事にしようと思った理由 (3)

前回のオーラルコミュニケーションの授業の話の中で写真も出ている本がそうなのですが、使用していた教科書が、私のグリーフサポートの師であるAlan D. Wolfelt(アラン D. ウォルフェルト)博士が書いたものでした。
彼の理論は、まさに自分にしっくりとくるものでした。主体的に「聴く技術」を使い、死別を体験したご遺族が、安心し、心を開けるようにするというものは、それまでコミュニケーションに苦手意識をもって必死にしていた僕自身にも良い影響を与えてくれました。

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2006年08月11日

「グリーフサポート」を仕事にしようと思った理由 (2)

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グリーフケアの授業は、その基礎としての「心理学概論」から始まります。

その後、前回書いた科目の中から
「オーラル・コミュニケーション」の授業が続きます。

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2006年08月09日

「グリーフサポート」を仕事にしようと思った理由 (1)

今から12年前の夏、
僕はアメリカ ペンシルバニア州ピッツバーグにある
Pittsburgh Institute of Mortuary Scienceという
葬祭科学を専門に学ぶために渡米しました。

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