GSI Co.,LTD.
HOME サイトマップ お問い合せ English

会社案内 @ブログリーフ グリーフサポート エンバーミング 法人サービス
@ブログリーフBlog
@ブログリーフ
私たちのブログが一枚の葉(リーフ)として生まれ、
やがて大地に根付いた大きな樹となって1人1人のグリーフを支えられますように…。
@ブログリーフ

« 【橋爪謙一郎ブログ】ビジテーション | メイン | 【橋爪謙一郎ブログ】グリーフサポートグループ »

【橋爪謙一郎ブログ】アフターケアサービスとしてのグリーフサポート

今回は、アメリカのフューネラル・ホームで葬儀の施行後に実際に行われている「アフターケアサービス」について書きたいと思います。

アメリカでは、近年、遺族の方々の心のケアをしたり顧客満足を上げるためにヒューマンサービスに重点を置くように変化してきています。その中でも、アフターケアサービスに力を注ぎ始めているフューネラル・ホームは年々増えてきています。

アフターケアサービスと言っても、種類が無限にあると言って過言ではありません。その言葉のとおり、葬儀サービスの後に行なわれるもの全てがアフターケアサービスと言えます。だから、葬儀の施工後にお客様に電話をかけ、「その後何か困ったことはありませんか?」とたずねることや、日本で四十九日法要にお花をお届けすることもアフターケアサービスと言えるのです。

核家族化が進み、個々人の尊厳を第一に考え、他者からの干渉を避けて生活を営んできたアメリカ社会が、失ってしまった社会的かつ心理的サポートを、フューネラル・ホームではアフターケアサービスとして提供するようになりました。その際にいくつかの方法が考えられ、実施されてきました。

今回はその中でももっとも広く行なわれている「グリーフサポートグループ」について書いてみたいと思います。グリーフサポートグループは、週に1回集まる形式のサポートグループを8週間から3カ月の期間にわたって行なわれるものが一般的であります。私がインターンとして勤めていたフューネラル・ホームでは、このグリーフサポートグループをフューネラル・ホームの一室を会場にして年に2,3回のペースで提供していました。

基本的に、以前に葬儀のお世話をしたお客様だけでなく、広く地域住民に声をかけ、無料で参加してもらうようにしていました。そうすることにより、フューネラル・ホームとしては、施行のお手伝いをしたお客様に加え、他社がお世話したご家族にも、フューネラル・ホームのサービスについて、葬儀会場についてを知ってもらうことができます。それだけをとってもメリットがあると考え、無料で行なっているのです。
そのうえ、「サービスの質が高い」、「遺族の方々の心のケアまで気をつかっている」という会社の方針を理解してもらえる最良の広告と考え、かかる経費をお客様に請求せずに、無料で提供しました。

次回はグリーフサポートグループがどのようにして活動していたかを詳しくお話ししたいと思います。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.griefsupport.co.jp/griefreport/mt/mt-tb.cgi/45

コメント




コメントの投稿




保存しますか?