2018年も大変お世話になりました。
今年も、ジーエスアイが提供するエンバーミングならびにグリーフサポートセミナーを多くの方々にお選び頂き、心より感謝申し上げます。
2018年は、株式会社ジーエスアイが、取り組んできた事を整理して、これからも必要とされるための変化ができるよう取り組み続けてきた一年でした。
今年は、業界誌ではないメディアから取材をしていただき、これまでは接点のなかった方々との繋がりが広がった一年でもありました。
この年の瀬に2018年を振り返ってみたいと思います。
2012年に初めて認定試験を始めてから、今年で7期生の認定を行い
通算105名の認定者を輩出することが出来ました。
そしてその認定をもっと公のものにするために、「一般社団法人グリーフサポート研究所」を設立いたしました。
設立準備の中で、我々が取り組んでいかなければならないことがより明確になっていった気がします。
2004年1月23日に起業をしてから、橋爪謙一郎がアメリカで学び、経験してきた事を日本に合わせて株式会社ジーエスアイという組織を通じて提供をしてきました。
エンバーミングとグリーフサポートを、実務や教育研修を通じて取り組んできました。
研究所では、「①研究」、「②資格認定」、そして「③グリーフサポートを必要としている方々への支援をカウンセリング等を通じて提供する」事を中心に活動してまいります。
それによって株式会社ジーエスアイは、教育研修に集中できる様になると思います。
ジーエスアイの、グリーフサポートセミナー、葬儀のプランニングセミナー、ご遺体の処置研修などのテーマについての学びは、ただ単に表層的な知識やスキルだけを学ぶのではなく、その中で「本当に大事なことは何か?」、「何を変化させる必要があるのか?」、
「変えてはいけないもの何か?」など「考える力」を個々人にいかにして身につけてもらうかが大切です。そのための取り組みに注力してきた日々だったと言えます。
また、既存のプログラムに加えて、セレブラントの育成をするために、カリキュラムの構築、教材の作成などにも取り組みました。
言うなれば2018年は、厳しい状況や環境を嘆くのではなく、
その企業や個人だけが作り出すことができる“光り輝く”「価値」を継続的に提供できるよう様に、
新しい研修プログラムの開発を続ける日々だったと言えます。
その結果これまでに関わってきた業界に加えて、介護業界などからも、研修依頼や研修受講を頂くことが増えてきました。
株式会社ジーエスアイを起業した時に考えていた様々なプロフェッショナルが繋がることで、支えを必要としている人の所に届くことが可能になることが明確になってきました。
今年は、多くの経営者の方々が、これまでとは次元の違う経営上の課題に日々悩みを深めていることを感じさせられると同時に、消費者であるご遺族からの声を聴く機会を積み重ねていく度に、インターネットやメディアを通じて提供される情報に価値を感じなくなっている現実を目の当たりにしました。
そんな状況にも対応できるよう2019年も邁進していく所存です。
2018年を通じて取り組んできた事を更に進化&深化させてまいります。
来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2019年が皆様にとって素晴らしい1年になります様、祈念しております。
2018年12月31日
株式会社ジーエスアイ 代表取締役
一般社団法人 グリーフサポート研究所 代表理事
橋爪謙一郎