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私たちのブログが一枚の葉(リーフ)として生まれ、
やがて大地に根付いた大きな樹となって1人1人のグリーフを支えられますように…。
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スタッフブログ♪

2012年12月06日

華原朋美さん

はしづめきよみ です。

昨日、気持ちを新たにしたことがあったので、とっても久しぶりですが、
ブログに書かせていただきたいと思います。

毎年、この時期になるとやっているフジTVのFNS歌謡祭を見ました。
5年ぶりに華原朋美さんが出ていましたね。

たまたま、今朝見ていた朝の情報番組「NON STOP(バナナマンの設楽さんMC)」で、
その華原朋美さんが、睡眠薬などの過剰摂取から
精神科の隔離病棟に入っていたことを、本人のインタビューでやっていました。

みなさんもご存じかと思いますが、彼女はアイドル当時小室哲哉氏と、
公私共にパートナーでしたが、彼女の絶頂期に破局してしまいました。

彼女もまだ21歳くらいでしたし、公私共に頼っていた存在がいなくなってしまうことは
どれだけの喪失体験だったのかと思います。

もちろん、大好きな大切な人がいなくなるだけでなく、
自分のアイドルとしての仕事、立ち位置、将来、全て見えなくなってしまった
と言うのは、簡単に想像できるのではないでしょうか。

その後の彼女は、奇行と言われる行動ばかりが報道されて
いつの間にか、事務所からも解雇され、芸能界からいなくなっていました。

仕事をドタキャンしたり、仕事自体きちんとできなかったり
プライベートでは問題行動を起こしていれば、それは誰もが「いい加減にしろ」と
言うのは当たり前の状況だったのでしょう。

しかし、これらのことを彼女が体験した喪失体験として見ると
何一つ、おかしいことはないと思えるのです。

本人にとって全てを失ったと思えば、もちろんショックでパニックにもなるし
そのこと自体を否認したくもなるし、人を信じられなくなるし
頭ではわかっていても心が受け入れていないので
自分で行動も制御できなくなるでしょう。

眠れなくなるし、辛くて仕方ないのでので、早くこの状態から逃げたい
と思って薬に頼るのもわかります。

失恋ぐらいでと思う方もいるかもしれませんが、彼女にとってはそれが全てだったのです。
周囲は失恋ぐらいで、そんな風になる彼女はおかしいと感じたのでしょうか
周囲に、ちゃんと理解して支えてくれる人が少なかったのかもしれません。

彼女はその後、いわゆる病院送りになってしまうのですが
どのようなサポートがあったのかは分かりませんが
なんとか病院を退院し、退院後はお父さんのいるフィリピンで本来の自分を取り戻し
昨日、歌手として復活することができました。

この話を聞いて、私はもっと多くの人が、人が大切な人を失うとどうなるのかと
言うことを知っていたら、彼女がここまで壮絶な人生を送らなくても
済んだのではないかと思ったのです。

ジーエスアイでグリーフサポートを勉強した方なら、彼女が大きくて深いグリーフを
抱え込んでいたことがわかると思います。

人は多かれ少なかれ、生きている中で喪失を体験します。
そんな時に、周囲の人がその気持ちを理解して、あたたかく支えて見守ってくれたら
どんなに安心できるでしょうか。

もちろん、華原さんの人生にとって必要だったと言えばそれまでですが
たとえ彼女の人生にとって、この喪失体験は成長のために必要だったとしても
その気持ちの整理の仕方は、今回の方法以外にいくらでもあったと思います。

一人で苦しむのではなく、周囲の人があたたかく支えてくれたら
もっとちがった人生が送れたのかなと思います。
もちろん、人生はご自分が選択することですが、選択肢は沢山あった方がいいですよね。

私は彼女のインタビューを聞いて、もっともっと多くの人にグリーフサポートについて
知っていただきたいなと思いました。

そんな思いから、グリーフサポートを勉強した私が、
世の中のいろんなことを見て、感じたことをブログに書いていこうと思います。

その中で、読んだ下さったみなさんがグリーフサポートについて
理解を深めていただけたらいいなと思います。

2012年07月01日

怒涛の講演月間

この6月、講演会があちこちで行われ、
グリーフサポートの講師として多くの方々に橋爪を呼んでいただきました。
貴重な機会を下さった皆様に、心より御礼を申し上げます。

グリーフサポートについて話をさせていただく機会が
こんなに増えたことを、本当に嬉しく思います。


その中でも6月28日に行われた、浄土宗の法然聖人の生誕850年記念研修会では、
若い僧侶の方々が熱心に話を聞いて下さったことが、本当に印象的で、
光栄なことでした。

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毎年6月末は葬儀業界にとって、お祭り騒ぎのような時期になります。

横浜で葬儀業界向けの大きな展示会が行われるために、
その周囲でも、この時期に合わせてセミナーや展示会などが行われるので、
日本中の葬儀社、葬儀関連サービスに携わる方達が
集まってくるのです。


葬儀業界も本当に変革期を迎え、多くの方々が試行錯誤を重ねて
いろんな取り組みをされています。


死別体験をされた方達が、自分らしく生きていくことができる社会を目ざして、
ご遺族だけでなく、死に携わる仕事をしている多くの人たちに
さまざまなサポートを提供している私たちジーエスアイですが
ただただ願うことは、大切な人を亡くして苦しんでいる方達を置き去りにしない
ビジネスをして欲しいと言うことです。


葬儀社と言えども企業ですから、利益を追求しなければ
事業を継続することはできません。
でも、利益を追求するがために、消費者である、ご遺族をはじめとする
大切な人を亡くした方をないがしろにしたり、置き去りにして
自分たちの利益だけを追求したものになりがちです。


今の葬儀における現状は、消費者を置き去りにしてきた結果、
招いたものと思われます。


ご遺族をはじめとする消費者の役に立つビジネスの仕方を構築しつつ
自分たちもきちんと利益をあげて、継続していくことを真剣に考えてほしいと
心から願う6月でした。

そして私たちジーエスアイも、そのためのサポートを必死にしていかなくてはいけないと
改めて肝に命じた1カ月になりました。

キヨミ

2012年01月05日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

今年もジーエスアイをよろしくお願いいたします。


昨年は、東日本大震災をはじめ、大きな天災が日本を襲い
改めて、この世にはまだまだ人間の力が及ばないことがあることを実感しました。

昨日のニュースで、この年末年始の東北地方へのボランティアの人数が
ピーク時の1/10になっていると、伝えていました。

だんだんと普通の生活に戻っていくうちに、当時の思いは冷めていきます。

震災直後にもブログに書いたのですが、私たちはこれからが出番だと思っています。

今年はきっと1周忌の法要にちなんだイベントなどが各地で開催されることと
思いますが、それが過ぎると、だんだんそういった企画も減って行くことでしょう。


神戸の震災の頃に比べると、ご遺族に対する接し方などについて

色々なアドバイスなどが、多くのメディアに出ることが増えてきましたが

それでも、中には必ずしもご遺族にとって有意義ではないものも見受けられますし
まだまだ、接し方がわからずに傷つけてしまうケースも多いでしょう。


ジーエスアイでは、ご遺族に対して直接支えることももちろんですが
ご遺族を、仕事を通じて支える人を応援しています。

そのための教育を提供しているのが、グリーフサポートセミナーです。

今年は、ジーエスアイ初の「グリーフサポートプロフェッショナル」の認定資格が誕生します。

今年のジーエスアイは、これまで以上に、グリーフサポートを目に見える形に

していきたいと思っています。

ジーエスアイに来ると、どんなことをサポートしてもらえるのか

もっともっと分かりやすくしていこうと思っています。


その第1弾が「グリーフサポートプロフェッショナル」の認定です。

4月には、認定試験が行われ、仕事を通じてグリーフサポートをする

プロフェッショナルが誕生することになります。


安心してグリーフサポートをお任せすることができる人たちを輩出し

東日本大震災で大切な方や物を亡くされた方達のサポートが

多角的にできるように、ネットワークを構築していきたいと思います。


どうぞ、あたたかいご支援のほど、今年もよろしくお願いいたします。


橋爪清美

2011年09月12日

新潟でグリーフセミナー開催しました

昨日は、新潟県燕市にある株式会社山内葬祭が主催するセミナーで、
橋爪が講師をつとめてきました。

新潟はもう稲刈りも始まり、秋の気配も感じられる風景がありましたが
気温はまだまだ高く、暑い一日となりました。

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山内葬祭では、ジーエスアイのグリーフサポートセミナー[ベーシックコース]に
社長の山内誠一さんを含めて、すでに4名のスタッフが受講修了され、
現在も1名の社員さんが受講中です。


そして、社長の山内さんはすでに[アドバンスコース]も卒業して、本格的に
グリーフサポートを軸にした葬祭サービスに取り組み
会社をあげて、ご遺族のサポートに努力されている、葬儀社さんです。


この「グリーフセミナー」の企画は、[アドバンスコース]の受講時から
山内社長が企画を考えて、私たちジーエスアイがサポートしながら実現した
初めてのセミナーです。

今回は、ご遺族向けと、地域のご遺族と関わる仕事をされている方向けに
二つのセミナーを開催しました。


死別後、グリーフにおけるいろんな体験をされると
ご遺族は、自分がおかしくなったのではないかと思ってしまう方が
多く見られます。

そこで、ご遺族向けのセミナーでは

死別後にどんなことを体験する方が多いのか
悲しみと折り合いをつけるにはどんなことが必要か

と言う事を中心に、お話ししてきました。


サポートする方向けには、

グリーフサポートってどんなことなのか?
そもそもグリーフって何なのか?
サポートするにはどうしたらいいのか?

と言った内容でお話しをしました。


どちらのセミナーも、新潟県燕市ではもちろん初めての開催ですので
山内葬祭が地域にとても密着した葬儀社さんだと聞いてはいましたが
みなさんが、足を運んでくださるのかとても心配していました。


ところが、フタを開けると申し込み開始直後から
何人ものご遺族が是非話を聞いてみたいと申し込んでくださり
また、山内葬祭で、お世話をされたご遺族に、各社員スタッフが声をかけ、
当日はのべ60人近くの方が来てくださいました。


ご遺族をサポートする、地元の看護師さん、介護士さん、
納棺師さん、お寺のご住職なども来て下さいました。


ジーエスアイのセミナーに社員の方が来てくれていましたので
会社の雰囲気などはなんとなくわかっていましたが
実際、ご遺族と接しているのを見て、どんな風にセミナーで学んだことが
活かされているかを知ることができましたし
本当にイキイキと仕事をしてるのを見ることができて
嬉しかったです。


冒頭の山内社長のごあいさつで、

「みなさんにグリーフサポートと言う考え方を知ってもらって
燕市やお隣の三条市が、ご遺族が安心して生活できる、
地域作りをしていきたい。」


と、話されていたのがとても印象的であり
ジーエスアイのグリーフサポートセミナーの修了生が
こうして、各地域に戻ってグリーフサポートを根付かせようと
頑張ってくれていることがとてもうれしく、
やっと、ジーエスアイの考えていた理想の形ができ始めて来たことが
実感できた一日でした。


このように、ジーエスアイでは、受講後も修了生の活動をサポートしています。


グリーフサポートという考え方を広めるため
ご遺族が安心して生活していける社会のネットワークを作るため
グリーフサポートに励んでいるみなさんが疲れた羽根を休めるため


今後も、受講生が企画する「グリーフセミナー」「グリーフサポートセミナー」
があちこちで開催されます。

詳細はこのブログでもお知らせしていきますので
興味のある方は、是非足を運んでみて下さいね。

by きよみ


-------------- Information --------------

株式会社山内葬祭

新潟市南区新飯田837番地
tel:025-374-2806


2011年03月15日

今できることを。

きよみです。

まずは、被災された地域の方々へ
心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。


ジーエスアイ一同、全員無事に過ごしております。
無事の確認のためにご連絡くださった方々
本当にどうもありがとうございました。


私たちは当日、事務所で地震にあいました。
9階建てのビルですので、すごい揺れで立っていられず
本当に怖い思いをしました。

揺れた方向に平行していた棚からは物が落ちて
散乱したり、デスクのパソコンが倒れたりしたものの、
怪我や部屋の損壊などもなく、
2時間弱はかかりましたが、歩いて帰ることができました。

帰宅後に家族と食卓を囲んだときの幸せ感は
言葉に言い表せないものがありました。


すでに地震から4日経っていますが、
一人でも多くの方が救助される事を
願ってやみません。


現地では、知人の医師や自衛官が必死の救助、
救援をおこなっており、時おり状況を知らせてくれていますが
本当に多くの方が亡くなり、自分の無力さを突きつけられていると
いいます。


ジーエスアイのセミナーにて
グリーフサポートを一緒に学んでくれた人の中には
自分には今、何もできることがないと責めている方も
いるようですが、そんなことはありません。


今被災地の人たちは、自分が毎日毎日生きることで精一杯です。
明日、明後日も生きているのかという不安で一杯だと思います。

家族が行方不明でも、生きていると信じて
探している人たちがほとんどだと思います。

たとえ死亡が確認された方でも、毎日を生きるために
悲しんでいる余裕がない方も多いのではないでしょうか。


この震災では、大切な人を失っただけでなく、自宅や学校、
小さい頃から育った町全体がなくなってしまって
たくさんの喪失をいっぺんに抱えているのです。


私たちの本当の出番は、これからです。


今はマスコミ含めて、多くの方が注目していますし
復興のために色々な事が進んで、変化していくので
まだまだ被災地の報道も続くでしょう。


しかし、仮設住宅などができ、避難所生活から解放され、
マスコミの熱も冷めて、報道も減って
すこしずつではあるでしょうが
自分達の生活のペースができ始めたときに
きっと大切な人がいない悲しみが押し寄せてくると思うのです。

そのときには、誰かの支えが必要なときが必ずやってきます。
この深い悲しみ一つひとつに向き合うには、
とてつもない時間がかかると思います。


その長い時間、支えてあげることができるように、
その時のために、
今は自分の体力を温存し、自分らしく支えられるように、
自分自身も大事にして準備を整えてください。


今できる小さなことを、少しずつやりましょう。
計画停電に協力すること、節電すること、募金すること...

今のうちに、この後、継続してサポートできる
ネットワークを作っておくことも必要ですよね。


そして、本当の出番が来たときには
学んだ事をフル活用して、支えてあげてください。

支えるみなさんのことも、私たちジーエスアイが支えます。
安心してサポートして下さい。


次のブログで、
被災地の人たちをグリーフサポートを通して
役に立ちたいと思っているみなさんに
橋爪謙一郎からのメッセージを送ります。


はしづめきよみ

2011年01月05日

あけましておめでとうございます

みなさま、あけましておめでとうございます。

今年も株式会社ジーエスアイをよろしくお願いいたします。


今日は、新年と言うことで、去年の印象的な出来事と

今年の抱負をお話ししたいと思います。


まず、昨年一番のトピックは、6月に橋爪謙一郎の著書第2弾 

『お父さん、「葬式はいらない」って言わないで』の発売です。

この本の発売をきっかけに、「グリーフサポートから見たお葬式のあり方」について、

多くの共感をいただき、沢山の方にお会いする機会をいただくことができました。

本当にありがとうございました。


昨年を代表するトピックはこの書籍発売ですが、その他にも

4月からご遺族向けに「グリーフセミナー」を開催しました。

このセミナーは、「グリーフ」って何だろう?と思っている方や

一昨年からおこなっているご遺族向けの「グリーフワークショップ」には

まだまだ行けないけれど、話を聞いてみたいと思う方に向けて

「グリーフ」について知る入口として、始めたセミナーです。

試行錯誤しましたが、なんとか9回続けて開催することができました。


9回を終えて、再度内容の見直しと、開催日時の調整のため

一旦このセミナーはお休みすることになりました。

4月以降、また新たな形で始めたいと思っています。

毎回楽しみにして参加いただいた方もいらっしゃいましたが

少しの間、待ってて下さいね。

そして、何と言っても私たちにとって一番嬉しかったのは

グリーフサポートセミナー[ベーシックコース]の参加者が毎回満員になったことと、

葬儀社の方ばかりではなく、医療関係者や宗教関係者、

サポートグループを運営している方など、様々な職種の方が参加して下さったことです。

特に6期と7期は、ひと月に2期分を募集していましたので

本当に大丈夫かと、内心心配していましたが、フタを開けてみたらあっと言う間に

一杯になってしまいました。


これまで受講して下さった方が、いろんな方にお薦めしてくださって

ご紹介で受講される方がだくさんいらっしゃいます。

本当に嬉しいことです。

それだけ、セミナーに満足していただけた証拠だと思って

私たちも自信を持って運営していくことができるようになりました。

こんな感じで、昨年は本当に色んな方達とのご縁で「グリーフサポート」が

拡がり始めました。

つながりを提供して下さった方々全てに心から感謝いたします。

ありがとうございました。


そして、2011年。今年はと言うと...

これまでのつながりを大事にして、今まで抽象的だったことを

本格的形にしていきたいと思っています。


現在ぞくぞくと計画を立てて、進んでいます。


まだ内容は全てお伝えできませんが、数年前から温めて来たことも

いよいよ本格的に世の中に発信したり実現したり、色々やりますよ。


是非是非、期待して待っていて下さい。

まずは、2011年第1弾。

「グリーフサポートとしての遺体衛生セミナー」を開催します。


いままでは、グリーフサポートとしてご遺族の精神的な支えを提供することに

視点をおいたセミナーを開催していましたが

今年は、グリーフサポートとして葬儀社の皆さんがご遺体をきちんとお預かりするには

どうしたらいいのか?をお伝えする初の「ご遺体衛生セミナー」です。

そして、このセミナーを受講していただけたら、

ジーエスアイがどうしてエンバーミング事業を何でやっているのか?

と言うことも理解していただけるかなと思っています。

ご遺体の処置や死化粧のセミナーは、他社でも開催されていると思いますが

ジーエスアイのセミナーは、エンバーマーを育ててきた実績を持つ講師が

基礎の基礎からお話しします。

詳しい内容は、下記をご覧ください。

 【セミナー詳細+お申込】

是非是非、皆さんのご参加をお待ちしております。


今日は長くなってしまいましたが、今年もブログ楽しみにして下さっている方

よろしくお願いいたします。


今年はもっともっと更新できるようにがんばりま~す。


橋爪謙一郎のTwitterもよろしく。


はしづめきよみ

2010年06月08日

6月6日 新書出版記念トークイベント 開催レポート

6月6日(日)、表参道モーダポリティカにて

橋爪謙一郎の第2弾出版記念ト-クイベント

「つながりの再生」が行われました。


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とても良いお天気の日曜日、参加者は100人を超え

熱気あふれるイベントになりました。


14:00~17:00の3時間。

冒頭、ジーエスアイのワークショップや

グリーフサポートセミナーベーシックコース

に参加して下さっている方のインタビュー映像が流れました。

勇気を持って語って下さった、一つ一つの言葉の重さに

感極まって涙する方も多くいらっしゃいました。

続いて橋爪謙一郎の講演では、これまでジーエスアイで

行ってきた、ご遺族のサポート事業について、

また、その中で経験して気づかされたことなど

について話をしました。


その後は来場者も参加して、自分の歴史をグラフで表す

「自分史」を各自紙に書いてもらうワークショップへと続きました。

第2部はメインイベントのパネルディスカッション

「つながりの再生」では、冒頭のパネラー紹介で

パネラーにも書いてもらった「自分史」を紹介してもらいました。

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パネラーは、橋爪謙一郎のほかに

新書にも登場する、株式会社コネクト代表 三国浩晃氏

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日本尊厳死協会 副理事長 松根敦子さん

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TBS「夢の扉」にドリームメーカーとして出演された

岩手県高度救命救急センター 助教 秋冨慎司先生

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「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」を企画し出版された

Live on(リヴオン) 代表 尾角光美さん

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の5名で行われました。

ディスカッションの主なテーマは

①私の感じるつながりの変化

②コミュニケーションが希薄になっている社会において
周囲とどう付き合うか

③病院、行政、NPO団体、葬儀社、遺族会等の
点在している者同士をどうやってネットワーク化したらよいか?

④つながるために一人一人ができることは?


この4つのテーマで、パネラーそれぞれの立場から

日々の活動を通じたお話も交えながら

参加したみなさんにも一緒に考えていただいて

1時間ほどの熱いのディスカッションとなりました。


途中、話を聞きながら何度もうなずく方、

思わず、涙を流してしまう方

心に響いた言葉をメモに取る方など

「人と人とのつながり」について真剣に考えていただいた

濃密な1時間になりました。


最後にパネラーから参加したみなさんへの宿題として、

4つ目のテーマ「つながるために一人一人ができることは?」

について考えていただき、

「自分が今できることから始めていきましょう」という約束を提示して

ディスカッションを終わりました。

懇親会ではみなさんそれぞれが、「つながり」という言葉を

キーワードに交流を深め、新しいつながりが沢山生まれました。


休日にもかかわらず、おいでくださったみなさま

本当にありがとうございました。


6月23日(水)にはグリーフセミナーvol.3があります。

こちらは、新書出版特別企画として

今回のトークイベントではお話ししなかった

小学館新書 「お父さんお葬式はいらないなんて言わないで」

に書かれています

「グリーフサポートとからみたお葬式の意味」について

をテーマに、お話しします。


イベントに参加された方も、参加されなかった方も、

是非是非、おいで下さい。


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「グリーフセミナー vol.3」
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[日程]平成22年 6月23日(水)
     午後7時から9時まで (開場午後6時45分)

[会場]Esta虎ノ門 東京都港区虎ノ門1-1-20 虎ノ門実業会館9F
    ※地下鉄虎ノ門駅10番出口直結

[参加費] お一人様 3,000円(消費税込)


[お申込み]こちらから申込みフォームをご入力ください

携帯の方はこちらから
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2009年03月05日

【スタッフブログ♪】第3回グリーフサポート公開セミナーまもなくです

3月に入り、冬に逆戻りしたような天候の日々がつづいておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

弊社GSIで昨年から開催を始めましたグリーフサポート公開セミナーですが、第3回目は3月21日を予定しております。

第1回・第2回とご参加いただいた皆様には、おかげさまで大盛況のようでした。

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2009年02月02日

第2回グリーフサポート公開セミナーを開催して

1月31日に橋爪謙一郎がグリーフサポートセミナーを都内で開催しました。
まずは参加してくださった方々にお礼を申し上げます。
次回の公開セミナーは3月21日に開催いたします。

グリーフサポート、グリーフケア、グリーフカウンセリングなど、『グリーフ(悲嘆)』という言葉が少しずつ広まってきています。これは支えを必要とするご遺族にとって良いことだと思います。
しかし、言葉だけを一人歩きさせてしまっては意味がありません。


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2008年12月29日

【スタッフブログ♪】あっと言う間の一年でした。

今年も残すところあと2日となりました。

このブログも、早いもので2年が経ち、多くの方々が楽しみにして下さっている事に心より感謝致します。

先日、今年の漢字が発表になる日、TVのワイドショーで今年の漢字は何になるかと、あれこれ予想しているシーンがありました。それを見た私は『あれ?今年の漢字は「偽」じゃなかったっけ???』と思ったのですが、それは去年の漢字だったのですよね。確かに今年も偽装◯◯は沢山あったので、同じ字が選ばれても違和感はないのですけど。

でも実は、それだけ、私にとって2008年はあっと言う間に過ぎ去っていたと言う事なのです。

今年のGSIは、橋爪謙一郎としての「個」の力から、「企業」「組織」という「個の力の結集」へ移行するための1年でした。

いわゆる第2次創業期に入ったわけです。

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2008年12月24日

【スタッフブログ♪】メリークリスマス!

クリスマス・イブの今日、皆さんはどのようにお過ごしですか?
不景気も重なり、今年はお家でまったり過ごされる方が多いそうですね。

私が子供の頃、クリスマスを病院で過ごしたことがありました。クリスマスの朝、お菓子入りの長靴が枕元にあったことを憶えています。病院スタッフさんからのプレゼントだったのでしょう。やさしい先生や看護師さんに囲まれ、外科医になりたい!とさえ思った6歳でした(笑)

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2008年12月05日

第一回グリーフサポート公開セミナーを終えて

11月30日にグリーフサポートセミナーの第一回目を無事終了することができました。
「ご遺族を支えるために、今の自分にできる事とは」と題しお送りしたわけですが、ご参加の皆様にはそれぞれに“新たな気付き”を感じて頂けたようです。
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今回はとりわけ葬祭関連業に携わる方をメイン対象とさせて頂いたのですが、ありがたいことに葬祭関連以外の方もご参加下さり、こちらとしても想定外の“新たな気付き”を頂いたという感じです。

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2008年09月19日

【スタッフブログ♪】千葉です。

みなさんこんにちは。
エンバーマーの千葉です。

以前より弊社であたためてきました企画、「グリーフサポート公開セミナー」をいよいよ開催することになりました。詳しくはこちらをご覧ください。

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2008年09月12日

【スタッフブログ♪】秋便り

本当に暑かった夏が過ぎ、少しずつ過ごしやすくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
高い湿度が苦手な私は、本当に待ち遠しかった秋の到来に、心の底からほっと胸をなでおろしている今日この頃です。

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2008年04月09日

【スタッフブログ♪】春便り

新学期や新年度を迎え、心機一転を迎えている方も多いかと思います。このホームページにも色鮮やかな桜が咲き、新しい季節が到来しました。私たちジーエスアイの顔でもあるホームページのイラストは、私がかつて非常にお世話になった先輩であり、わが社専務のかわいい後輩でもあるH氏の手によるものです。

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2008年01月06日

【スタッフブログ♪】GSIが2008年にやり遂げる事

あけましておめでとうございます。
今年もジーエスアイ、そして@ブログリーフをどうぞよろしくお願い致します。

2007年は、橋爪謙一郎と言う個の力で何ができるのかと言う次元からGSIと言う「会社」、「組織」の力で何ができるのか、どの様に支えとなれるのかを模索して、一年間を全力で走ってきました。その一環として、このブログを「@ブログリーフ」としてリニューアルをしました。その2007年も終わり、今日から2008年が始まります。2008年GSIが何をしようとしているのか、今年、どの様な組織としての存在意義を創造しようとしているのかについてここで書きたいと思います。

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2007年12月31日

【スタッフブログ♪】2007年最後のブログ

今年もとうとう大晦日になりました。
このブログも、@ブログリーフにリニューアルしてから間もなく5ヶ月となります。
皆さんはどんな感想をお持ちでしょうか?
この@ブログリーフが様々な人々の支えとなるよう、もっともっと努力してまいりますので
来年も是非ご期待下さい。

さて、今日は2007年最後の日と言う事で、今年のGSIについて少しお話したいと思います。

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2007年12月18日

【スタッフブログ♪】エンバーマーの視点から~「死化粧師」~

ドラマ「死化粧師」も残すところ1話となりました。

皆さんはどのような思いで、ご覧になられていたでしょうか?エンバーミング・エンバーマーについて少しでもご理解をいただけていると幸いです。

今回は私たちエンバーマーの視点から感じた、ドラマ「死化粧師」についてお話をしたいと思います。

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2007年12月12日

【スタッフブログ♪】冬便り

早いもので今年も残すところあと3週間となりました。みなさんの一年はどんな年でしたか?漢字一文字で表すと何になるでしょう?

昨年、安倍前首相が、ご自身の一年を一文字で表すと?という質問に対して、「一文字にするとすれば、それは『責任』ですね」と答え、「それ2文字だから!」とテレビ越しに全国から一斉に突っ込まれていたのも既に過去の出来事となって久しくあります。今という時間が音も立てずに後ろに流れていくのは淋しくもありますが、そうすることが生きるということなのでしょう。

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2007年09月24日

【スタッフブログ♪】秋便り

8月の暑さが少し和らぎ、秋らしくなってきたと感じる日が多くなってきました。

明日、9月25日は旧暦で8月15日にあたり、「中秋の名月」です。日本では9月と台風の時期が重なり、はっきりとした満月を見られる年が少ないと言われています。

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