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変わり続けること

ご遺族の役に立つために変わることは不可欠です。
3月11日の震災は、葬儀業界に更なる変革をもたらしている
事が、被災した地域だけでなく、日本全体に波及している様に
ひしひしと感じられています。

日曜日に参加したLive Onの母の日のイベントの後に
秋田住職がおっしゃった言葉に感じることがありましたので、
何を感じたかもあわせてブログに書きます。

「引き算の文化と足し算の文化」が東北では今ぶつかり合っている
と事を例に出しておられました。

都市部の人たちの多くは、「もっともっと」と自分が必要な量異常に
求めてゆく事が正しいと教えられ、もっとと言う「欲」が強いほど
成功者と言われてきたのだと思います。

これが足し算の文化の見せる一つの側面です。

地方のムラでは、分け合ったり、共有したり、必要ないものは
求めず、迷惑をかけない様にしてきた人たちは、これまでは、
資本主義社会においては、社会に負担をかけるだけの存在
の様に扱われてきた。

これが引き算の文化なのかもしれません。

引き算の文化にいる人は、積極的に「善意」の気持で
外から入ってくる人たちに心の底からの思いや感情を
ぶつけなくとも当たり前なのだと感じています。

僕自身がグリーフに悩んだり、苦しんだりしている人と
接するときに大事にしていることの一つは、死別体験者が
「安全」と「安心」を感じられる場、人間関係をどのように
作ることができるかです。

自分のやりやすさ、自分が長い時間をかけて作り上げてきた
モノを効率よく提供することにこだわることは、この最低限の
事を作り上げるときに弊害になっているようにしか思えません。

一人ひとりの人に向き合い、常に自分を変え続ける勇気を持つこと、
そして覚悟をもって取り組み続けるしかないように思います。

皆さんは、今何を感じているのでしょう?

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