今回の【橋爪謙一郎ブログ】は、前回に引き続きドラマのお話です。
ドラマ「死化粧師」の撮影打ち上げに参加してきました。
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■テレビ東京「死化粧師」プロデューサー・浅野氏と
先ず会場について、制作会社の方に、「今日一番参加して欲しかった方が来てくださった」ので、「挨拶お願いします」と紹介され、戸惑いながらも挨拶しました。
出演者の皆さん、制作スタッフの方々が勢ぞろいしたすばらしい空間で、挨拶するのは、緊張しましたが、すごくうれしかったです。
その場にいる人のほとんどが、おそらく3ヶ月前までは、「エンバーミング」、「エンバーマー」「グリーフ」などの言葉すら知らない人ばかりだったと思うのですが、
そんなことは、全く感じないほど、そこにいる人が全てエンバーミングを真剣に考えてくれていることが感じ取れる場でした。
一人一人に「このドラマに携わってどうでしたか?」と聞きたかったのですが、数人の方々とお話をしているうちに時間はあっという間に過ぎてしまいました。
このドラマは、脚本を書く前に、スタッフの方々と3時間を越える打ち合わせが有ったのですが、その打ち合わせがこのドラマの主旨を決めたといっても過言ではないです。
そんな会議の中で、
正直な話、
「申し訳ないのですが、ドラマの監修については報酬をお支払いできないのですがよろしいでしょうか?」
とのお話がありました。
それでも僕が、
「正確にエンバーミングを伝えてくれるのであれば、最大限の協力をいたします。」
と宣言をしたのは、このすばらしいミーティングをすることができたからでした。
GSIがエンバーミングを通じて大切にしている思いをきちんと理解してくれたという本当に奇跡的な時間だったと思います。
その瞬間から、このドラマは、家族のような仲間や同志が作り上げてくれたものだと思います。
その一員になれたことは、本当に幸せだったと思います。
会場では、全ての人に直接お礼を言うこと出来ませんでしたが、ここで、伝えたいと思います。
「ありがとうございます。」
皆さんの応援確かに頂きました。
「益々頑張ります!」