2008年3月27日(木)にキャンパス・イノベーションセンター東京で開催された「NPOイノベーショングラント」【主催:NPO法人ETIC.】のファイナリストの6名の一人として参加してきました。
日経新聞の記事にこのイベントの記事を見つけて、2月18日(月)締め切りぎりぎりにエントリーをしてから、書類選考、電話によるヒアリング、面談を経て、ファイナリストに選ばれ、プレゼンテーション資料を弊社専務、山村君の多大なる協力を得てぎりぎりまで作成していました。
この選考プロセスを通じて、「我々は、どんな社会的な問題を解決できるのだろう?」「自社の事業がどのような社会的なインパクトがあるのだろう?」と真剣に見つめ直す機会になりました。
ジーエスアイは、「今の日本は、大切な存在を喪った人が支えてもらえる社会環境になっていない」「死別と言う衝撃の大きな体験をしている人が頼ることの出来る人や地域社会ではなくなっている」という社会的課題を受け止め、その解決のために弛まぬ活動を続けてきたので、さらにこのイベントをきっかけに、事業を成長させるきっかけにしたいと思って会場に向かいました。
NPO法人 宮城代表、ETIC.イデアインターナショナル 橋本社長、スリープログループ 高野社長、株式会社ピースマインド 荻原社長を初めとする関係者の方々と名刺交換をさせていただく辺りから、正直緊張し始めていました。
これまでも、講演等で、沢山の人の前で話をする機会は経験してきたので、落ち着いてやりきることが出来るだろうと考えていたのですが、今回は、かなり緊張してしまいました。
自分の思いを込めている事業が有る意味審査されるので、緊張して当然ですね。
プレゼンテーションの順番が、6番目に決まり、他のファイナリストが真剣に取り組んでいること、その事をストレートに表現している姿を目の当たりにして、真剣に話を聞き込んで、感動して涙が出てきてしまいました。
取り組んでいる課題こそ違っても、仲間を見つけたような気持ちになりました。
7分間のプレゼンテーションはあっという間に過ぎて、「自分の伝えたいことを全て伝え切れなかった」「もっと出来たことがあったのではないか」と言う思いが沢山溢れてきました。
グラント獲得はならなかったのですが、パートナー企業の皆様が、今後も6団体全てを応援していこうと表明していただいただけでなく、パネラーで出席された3社長とのすばらしいご縁を頂きました。
これを生かして、ジーエスアイは、さらに成長すること、挑戦者として社会を変えるような事業を作り上げていこうと決意を新たにしました。
この出会いと自分自身を含め会場にいたジーエスアイスタッフ4名の中に生まれたであろう「決意」は、僕の最高の誕生日プレゼントでした。
ありがとうございます。
そして、この出会いの中で知り合ったファイナリスト仲間を紹介したいと思います。
● 寄附金トレースシステム
クマール ラトネッシュ 氏 ( 株式会社efoop 代表取締役 )
http://www.efoop.com/
● モンゴルのマンホールチルドレンを救う奨学金支援プロジェクト
照屋 朋子 氏 ( NGO ゆいまーる ハミングバーズ 代表)
http://yuimar.web.fc2.com/
● 誰でも身近に農業を!貸し菜園サービス・マイファームの全国展開
西辻 一真 氏 ( 株式会社マイファーム 代表取締役)
http://www.myfarm.co.jp/
● 障害者福祉からスポーツビジネスへ「ブラインドサッカー」のメジャー化
松崎 英吾 氏 ( 日本視覚障害者サッカー協会 理事)
http://www.b-soccer.jp/
● エイズ孤児が笑顔でいられる地域を作る!現地住民と連携した地域開発
門田 瑠衣子 氏 ( エイズ孤児支援NGO・PLAS 事務局長(設立メンバー) )
http://plas-aids.org/