3月11日に起こった地震で
大切な人や物など、何もかも失った人を支えよう、
自分で何かできるはずだ、現地に一刻も早く行きたい
と、考えている人に伝えたい事があります。
次々にテレビやネットから流れてくる情報を知れば知るほど、
無事に生活している自分を責め、
何か行動に移したい欲求が強くなっている人も多くいると思います。
でも今は、慌てて行動するときではありません。
現地で命を張って頑張ってくれている自衛官、消防士、
医療従事者の皆さんを信頼して任せましょう。
自分ひとりで出来る事には限界がある事を
先ず認めるところから始めましょう。
でも、出来る事をつなげていけば大きな力となり、
その思いは必ず届くはずです。
今一番大事な事は、きちんと情報共有をする事です。
そして、自分が一番役に立てる時を把握する事です。
自分が必要な時に役に立てるように
今は、心と身体をしっかり休めてください。
今必要なことは、セルフケアです。
そして、今出来ないことに焦点を当てるのではなく、
出来る事にしっかり取り組んでください。
自分がやっている事で役に立たない事など
ひとつもないのですから。
橋爪 謙一郎