友人からの依頼で自助団体である「神戸ひまわりの会」で、講演会をしてきました。
会員だけでなく一般の方も参加していると言うことで、年齢層も幅広く、40名余りの参加者でした。
内容は、
「悲嘆の意味」、
「悲嘆にくれている人が満たすべき6つのニーズ」、
「自助団体やサポートグループ」、
「ご遺族がもつ12の自由」
について話をしてきました。
大切な人を喪い、悲しみを抱えている人が、自分を責めずに、悲しみに向き合えるようにヒントを資料や話にちりばめながら、思いっきり話をしました。
ちょっとしたことで、泣いてしまう自分にちょっとでもやさしくなれるように。
不安感にかられて特定の場所にいけなくなる。
普通に出来ていたことを神経質になりながら行動してしまう。
こんなことに気付いていても自分は、「何も出来ない」、「どうして良いかわからない」という様に感じている人に、時には「頑張らないで良いんだよ」と言う気持ちを込めながら、話をしました。
最初は、緊張していた表情の人も多かったのですが、次第に打ち解けて、真剣に話に耳を傾け、大きくうなづく姿も会場で見られました。
僕の話を聞いて、参加者の中で、一人でも多くの人が、周りにある支援の手に気付き、自分に優しくなることが出来たらとてもうれしく思います。
またお会いしたいですね。