今から12年前の夏、
僕はアメリカ ペンシルバニア州ピッツバーグにある
Pittsburgh Institute of Mortuary Scienceという
葬祭科学を専門に学ぶために渡米しました。
この学校は、エンバーマーになるために必要な
専門科学分野だけでなく、心理学、死生学、
「グリーフケア」などについても力を入れて
カリキュラムを組んでいる学校だったのです。
「グリーフケア」、
「子供のためのグリーフケア」、
「死生学」、「老年学」、
「オーラル・コミュニケーション」の授業は
強い衝撃を受けました。
日本においても「ご遺族」へのケアを抜きにして
語ることはできない、と強く感じました。
そこから、さらなる「グリーフケア」、
「グリーフサポート」に関する探求は始まるのですが、
次回にその続きを書きたいと思います。