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【スタッフブログ♪】秋便り

本当に暑かった夏が過ぎ、少しずつ過ごしやすくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
高い湿度が苦手な私は、本当に待ち遠しかった秋の到来に、心の底からほっと胸をなでおろしている今日この頃です。

秋と言えば、最近の小学生には秋休みなるものがあるそうです。時代は変わるものだと感心してしまいました。(前期後期制なんですって)
今年小学校に上がった息子は夏休みも満喫し、更に秋休みも心待ちにしているのです。うらやましい限りですね。

そんな息子は母がエンバーマーなので、ひょっとしたら子供らしい死生観が欠如しているのではないか…とたまに心配になる時があります。
「お母さんが死んだら、おばあちゃんと住むよ。」アラ!?なんてこと!
「死なないで~!」と泣き叫ばれても困るけど(まだまだ元気ですし…)ちょっとコメントがかわいくなさ過ぎではないですか!

よく考えたら、息子は物心ついてから葬儀に行ったことがありません。ご遺体に関わったことがないのです。年齢的には当然ですね。

しかし面白かったのは、先日、学童保育(現在は放課後クラブと言う名前で学校の中で活動をしているのですが…)の担当の先生に「君のお母さんはどんな仕事しているの?」と聞かれた時、彼は迷わず「エンバーマー。亡くなった人にお化粧とかしてキレイにしてあげる仕事だよ。」と答えたのだそうです。これにはちょっと感心しました。そして、成長を感じたのは言うまでもありません。(でもそんな答えを子どもから受けた先生はコメントしづらかったでしょうに。)

子供の死生観を心配するのではなく、正しい死生観を伝えるのも親の大事な役目であると痛感しました。連日恐ろしい事件がマスコミを通じて報道されています。中にはそんな報道の仕方って…と担当者の意識を疑いたくなるような報道(批判的だったり、残酷だったり)も無いとは言い切れません。そのような報道にも揺るがない死生観を伝え、人が亡くなると言う事がどれだけ重大なことであるかということを理解させることが、親の役目であり今の日本には必要なことなのではないか…と思います。

亡くなった人にも優しく、家族を亡くした方にも優しく。
そう考えられる人がひとりでも増える世の中にしたいですね。

ユカワ

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