第11回目となる[きよみのみかた]は、支える人はおしゃべりも大事、ということについて。
冒頭から、「え?」と言われそうな言葉を並べてしまいました。
いつも、「まずは相手の話を聞くこと」と何度も何度も言っているのに、なんで?と思われるかもしれませんね。
もちろん、グリーフサポートにおいて、ご遺族の話を聞く時は、1にも2にも相手の話を遮らずに最後まで聞くことである、と言うのは間違いありません。
今日、お伝えしたいのは、支える人も自分のことを話す時間が必要だという話。
自分自身、グリーフサポートを学び始めて間もなく10年になりますが、グリーフサポートの考え方は、前回の[きよみのみかた10]でも書いたように、自分の生活の中でも使っていることもあって、私がプライベートで誰かとコミュニケーションをとるときにも、常に相手に対して話を聞く側の立ち位置に入っている、ということに最近気づきました。
自分が話をしたくて相手に声をかけたとしても、いざ話が始まると聞き役になっていることが多いと言うことなのです。
そして、もう1つ気づいたことが、ペンを使って日記を書くと言うことを12年間していなかったということ。
つまりは、本当の自分の気持ちや思っていることを、話すことであろうが文章を書くことであろうが、とにかく何も表現をしていないということなのです。
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