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【グリーフことのは】⑤爆発的感情 Ⅱ

今回も8つのグリーフの局面から、5つ目のグリーフの局面「爆発的感情」についてさらにお話ししたいと思います。
一時的で突発的な性質をもっている「爆発的感情」は自然な反応であり、グリーフの過程の一部だということを前回説明しました。しかし、現代社会は、死別した人が感情を表現する権利をあまりにも早急に抑えつけたり、否定したりする傾向にあるのではないでしょうか?

心に傷を受けたことを感情表現することは、間違ったこととして簡単に判断されてしまいがちです。「家族全体を一つにするのは、君だ」というような、無言の期待をかけられ、その責任感のあまり、自分の悲嘆に向かうことができない人も多くいます。しかし、そうした人は『あなたにとって感情面で必要なのは何か』ということについて、間違った知識を持っている場合が多いのです。

感情を爆発的に表出するということは、死別後の人生の旅路の1ページです。感情の表現方法には「外向き」と「内向き」という2つの方法があります。感情を外向きに表出できたときには癒しへとつながりますが、内向きにのみ進んでいったときには、癒しへとつながりません。自分が思ったことや感じたことを自由に表現することを許してくれて、決して自らの先入観や偏見で判断しない人を見つけることが重要となります。

愛する人を亡くしたときには感情が激しく表に出てくるものです。そのような時、人は苦しみ抜いて泣き叫びながら、「何でこんなことが起こってしまったの?」、「こんなことが起こっていいわけがない」、「私の人生は台無しになってしまった」等の言葉を吐き捨てたりすることでしょう。そして、その感情を故人や家族や友人、宗教者や神仏、医者や葬儀の担当者に対してぶつけるだけでなく、関係ない人たちに対してさえ当たり散らすこともあるでしょう。

さらに次回に続きます。

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