2017年 明けましておめでとうございます。
謹んで新年の御慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠に有難うございました。
本年が皆様にとって幸多き年となりますよう、お祈り申し上げます。
さて、ジーエスアイは2004年に起業してから、大切な人を喪った時に、その人を支えることができる社会や事業のインフラを構築するために、グリーフサポートとエンバーミングの事業を中心に取り組んできました。
2005年に日本の人口の減少が始まり、2016年は、政治的にも経済的にも、社会の様々な場面で、大きな変化の真っ只中にいることを痛切に感じさせられた年だったと感じられた人も多かったのではないかと思います。
その変化は、イギリスのEU離脱、トランプ大統領の誕生、舛添要一都知事の辞任に伴う小池新都知事の誕生などの2016年に起こった事象として現れてきたと考えられます。これは、社会の変化を象徴するもので、特に「人口減少」、そして、「高齢社会」の中にあっては、既存のビジネスや社会の中にある様々な「互助」の仕組みが十分に機能をしなくなる「兆し」を示して、これからの社会に向けて変化・成長を遂げる必要性を強く指し示してくれたのだと感じています。
ジーエスアイも、「2016年は待ったなしの一年」だと強い危機感を感じながら社業に取り組んでまいりました。その中で、グリーフサポートを継続することの重要性とともに、継続することの難しさも合わせて感じた1年でした。
大切な人を喪った時に、支えを提供することは大事ですが、一度支える約束をしたら、それを続けることは、もっと大事なことです。
その為には盤石な基盤を作り、継続するにはどうしたら良いか、様々な立場や職業の人たちと共に考え、2016年までに作り上げてきたものを土台にして、2017年はさらなる広がりを遂げていけるように、取り組んでいく1年にしていきます。
個人的には、2016年後半は精神的にも体力的にも、少し息切れ気味でした。
次なるステージに向かうために、これまでに取り組んできたことを基礎として成長できるよう、体力をつけることと無理をしすぎないことを課題として、取り組んでいきたいと思います。
2017年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年1月1日
株式会社ジーエスアイ
代表取締役 橋爪 謙一郎