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『個の尊厳』

先日、杉並区にあるNPO法人東京コミュニティスクールの生徒さん達が
エンバーマーとしての橋爪謙一郎にインタビューに来られました。

この学校は、小学生を対象とした全日制スクールで
カリキュラムの中に、物事を探究することを通じて、重要な知識やスキルを獲得し、
前向きな姿勢や態度と実行力を身に付けることを目的とした「テーマ学習」
を取り入れています。

ジーエスアイでは、2年に1度、「死」を見つめることによって、
「生きる」ことの意味を考える「個の尊厳」という5,6年生のテーマ学習において協力させていただいています。

TCS121107-1.jpg

そのひとつに、亡くなった大切な人の身体に処置を施す「エンバーマー」として
橋爪が子どもたちから色んな質問を受ける機会があります。

子どもたちは「死」に関わる本を読んだり、橋爪の「エンバーマー」を読んだりして
事前に様々な準備をしてインタビューにやって来ます。

子どもなりに「死」を見つめての質問や
大人とは違う視点での質問には、いつも驚かされますが
その質問に対して、いつも一生懸命答えることで、
ちょっと難しいかなと思うようなことにも、真剣に話を聴き、
子どもたちなりにしっかり理解してくれているようです。

人は誰でもいつか必ず死を迎え、この世からいなくなってしまいますが
今の平和な世の中において、普段の生活の中では、
全くと言っていいほど「死」など意識している人はそんなにいないでしょう。

しかし、東日本大震災で思い知らされたように
「死」はいつも隣り合わせに存在しています。

「死」を恐れ、見ないようにして避けるのではなく
「死」を意識することによって、いかに素晴らしい人生を、
いかに悔いのない人生を生きることができるのかということが
とても大切なことなのではないかと思います。

東京コミュニティスクールのように、一般の小中学校などでも
恐れずにこのような機会を設けてくれたらいいのにと
心から思います。

子どものころから、「死」を意識することで、より良く生きることを
大人が教えたり、自分の生き方として見せて行くことで、
結果としていじめや自死などがなくなっていくように、
今後もジーエスアイとしてこのような活動を継続していきたいと思います。

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