私たちジーエスアイは、様々な仕事を通じて、
プロとしてグリーフサポートを提供する人には、
ご遺族が辛い現実を受け入れ、深い悲しみと折り合いがつき、
大切な人が自身にとってよき思い出に変わるその日まで
共に寄り添って支えてくれる人であって欲しいと思っています。
バディ(buddy)という言葉には仲間、相棒という意味があります。
また、ダイビングにおいて、常に二人が組になって事故を防ぎ、
互いに助け合いながら行動する人や、
海外留学生が現地の生活に慣れるまで、相談に乗ったり毎日を楽しく、
有意義に過ごせるようにサポートをする人を「バディ」と呼んでいたりします。
グリーフの旅をひとりで進むのは辛くて恐いことです。
だからこそ、そばにいて勇気を与えることができる人材であって欲しい
という思いをこの言葉に込めています。
また、カウンセリングには、以下の3つの効果があると言われています。
「カタルシス効果(心の中によどんでいるものを洗い流してさっぱりさせる)」
「バディ効果(気持ちや考えを理解し共感する)」
「ウェルネス効果(本当の自分らしさに気づく)」
色んな感情が交錯する状況で、ご遺族の気持ちを整理していくには
誰かにとことん話しを聴いてもらい、気持ちを共有してもらう必要があります。
資格認定された人たちには、自分の考えを押し付けたり、
相手を評価せずにグリーフの状態にある人たちの気持ちを受け入れ、
共感することができるプロフェッショナルであることを
絶対に忘れずにいて欲しいのです。