苦しむ人をサポートしたい方へグリーフサポートが学べる
カリキュラム

グリーフサポートを
学びたい方

グリーフの苦しみを抱える人は、大切な人を亡くした家族だけに留まらず、グリーフサポートが求められる場は、葬儀や医療の現場といった限定的なものではありません。

グリーフサポートを学ぶ方の職業や目的は様々で、葬儀、医療・介護、心理職、社会福祉、教育などの現場で自信をもってグリーフサポートをしたいという方や、自らの喪失体験を活かし、グリーフにある人のサポートができるようになることを目指している方もいらっしゃいます。また、自身の喪失体験によるグリーフについて、知識を得ながら自分の気持ちを整理するために学ぶ方もいらっしゃいます。

ジーエスアイでは、グリーフの基礎を体系的に学ぶセミナーから、様々な分野で活躍できる認定資格「グリーフサポートバディ®」の育成まで、多彩なプログラムを提供しています。

グリーフサポートセミナー

大切な人を亡くした方を支えるために、身につけておきたい知識やスキルを体系的に学べるセミナーです。

グリーフサポートのための3つの柱

グリーフサポートには、土台となる「在り方(グリーフサポートマインド)」、「グリーフの知識とコミュニケーションスキル」、サポートを継続するための「セルフケア」の3つの要素をバランスよく身につけることが大切です。

グリーフにある心の状態を理解することで、死別体験をした方と安心して接することができ、相手と信頼関係を構築することができるようになることを目指します。

  1. グリーフサポートマインド

    サポートするための在り方について探究し、ご遺族と自分らしく接するための
    立ち位置を見つけます。

  2. グリーフの知識と
    コミュニケーションスキル

    グリーフについての専門知識と、ご遺族が感じていることを安心して話してもらえる
    ような、信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルを学びます。

  3. セルフケア

    燃え尽きることなく自分らしく能力を発揮するためのセルフケアの必要性を学び、
    自分自身を知るために自分の考え方や価値観を探求します。

ジーエスアイのオリジナルカリキュラム

グリーフサポートを実践するために必要な知識・スキルやサポートマインド。

ジーエスアイのグリーフサポートセミナーは、アメリカのグリーフサポートの第一人者で、弊社代表の橋爪謙一郎が師事するアラン.D.ウォルフェルト博士の提唱する考え方をベースにして、日本人の習慣や考え方に合わせて作られたオリジナルカリキュラムです。

グリーフにある心の状態を理解することで、死別体験をした方と安心して接することができ、さらに、信頼関係を構築することで効果的にサポートできるようになることを目指します。

講師紹介

橋爪謙一郎(株)ジーエスアイ 代表取締役社長

一般社団法人グリーフサポート研究所 代表理事
米国カリフォルニア州エンバーマー/米国国家資格 フューネラルディレクター/
米国Celebrant Foundation & Institute認定 フューネラルセレブラント

1994年に渡米。ピッツバーグ葬儀科学大学卒業後、フューネラルディレクター全米国家試験に合格。さらにジョン F. ケネディ大学大学院にてグリーフケアに関する修士号、カリフォルニア州エンバーマーライセンスを取得し、2001年に帰国。
2004年、有限会社ジーエスアイ(現・株式会社)を設立。現在は、エンバーミング事業のほかグリーフサポート事業として企業研修や、コンサルティング、一般向けセミナーの提供、講演活動などを行っている。
2018年、一般社団法人グリーフサポート研究所を設立。遺族支援の専門家として「グリーフサポートバディ」、ならびに儀式の専門家として「セレブラント」の2つの認定資格を創設し、毎年、死別を始めとする喪失体験者を支援する人材を輩出している。アメリカでの葬祭業における実務経験と知識を持つ、グリーフサポートおよびエンバーミング普及の第一人者。

橋爪清美(株)ジーエスアイ 代表取締役副社長

一般社団法人グリーフサポート研究所 認定資格 グリーフサポートバディ(GSB011)/
グリーフカウンセラー

1965年、東京生まれ。音楽スタジオの老舗、音響ハウス(株)に営業として就職。その後ぴあ(株)に転職し、15年間、音楽エンターテイメント業界で働く。2004年に退職し、公私共にパートナーである社長の橋爪謙一郎と共に(有)ジーエスアイ(現、株式会社)を設立。

アラン・D・ウォルフェルト博士の理論を、博士の教え子である橋爪謙一郎から学ぶことに加え、グリーフサポートの実践に活かすべく、自己理解と他者理解のためにエニアグラム研究所ジャパンにて「エニアグラム」を学ぶ。

2009年から死別に携わる仕事を通じて遺族支援を担う人材育成のための「グリーフサポートセミナー」を橋爪謙一郎と共に立ち上げ、さらに2012年には認定資格「グリーフサポートバディ」を創設し、グリーフサポートを担う人材の育成に取り組んでいる。

現在は、経営者として働く傍ら、グリーフサポートバディの育成、並びにご遺族のグリーフカウンセリングやサポートの相談を行っている。

グリーフサポートセミナーを学んで
取得できる2つの資格

  • グリーフサポートバディ

    大切な人を亡くした方へのサポートを提供するために、グリーフサポートの理論並びに様々なスキルを習得し、グリーフサポートを実践することができる人材を実社会に生み出すことを目的に、(株)ジーエスアイが創設し(一社)グリーフサポート研究所が認定する資格です。
    グリーフについての知識やスキルだけでなく、支援する人としての姿勢・在り方を重視している資格です。
    資格取得後も継続教育(プロフェッショナルトレーニングコース)を実施しています。

  • セレブラント

    「セレブラント®」とは、故人やその家族の意思、信念、価値観、文化的な背景などを反映させた「世界に一つの儀式」をプランニングし、創り上げ、運営する人材のことです。
    1997年、オーストラリアにおいて、宗教者による結婚式をセレブラントが司る結婚式が逆転し、現在では80%を超える割合でセレブラントが行うようになっています。アメリカでは、セレブラントがデザインした葬儀は全体の6割を超えるともいわれ、その影響は業界だけにとどまらず、40代の転職する職業人気ランキングにおいて、「セレブラント®」がBEST 5に入っているほど、取り組んでいる人にとってもやりがいと同時に収入も得られる職業になっています。