大切な人を亡くした方へ

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大切な人を亡くして、深い悲しみを抱えて
どうしたらいいか分からない方へ

死別の悲しみを抱えて動けなくなってしまっても、あなたはおかしくなったわけではありません。
悲しみの深さは、大切な人との関係の深さと比例しています。
悲しみや辛さを誰にも言えず、ひとりで抱え込む必要はありません。
安心して話を聞いてもらえる場所があったら、気持ちの整理をして、新しい自分の人生を歩んでいく”きっかけ”をつかむことができます。
ジーエスアイでは複数のサポートメニューをご用意していますので、グリーフサポートの専門家がお話しを伺いながら、その方に合わせたサポートをご提案いたします。

大切な人を亡くした方への3つのグリーフサポート

カウンセリング

グリーフについて専門的にトレーニングを積んだ、グリーフカウンセラーがマンツーマンでカウンセリングを行います。
グリーフは、思いや感情を安心して表現できなくなることで症状が深刻になることが多いのです。
心にフタをして押さえ込んでいた気持ちを安心安全な場で誰かに聴いてもらうことができると、それだけでも楽になることが多いものです。
家族や友人などには相談しにくいことでも、秘密が保持された場で、第三者に話すことで、開放感や安堵感を感じていただけると思います。
ジーエスアイのカウンセリングは、1度だけでも、定期的に継続することも可能です。また、対面、オンラインのどちらかをお選びいただけます。

自分の状態を知る

大切な人を亡くした時、いつもの自分とはちょっと違う自分になってしまったように感じる方も多いものです。
「集中力が続かない」「物忘れが激しい気がする」「活字が目に入ってこない」「寝ても寝ても眠い」などもグリーフの代表的な症状ですが、一般の方はそれがグリーフだと気が付かないことで、さらにご不安が募っていきます。
グリーフについての正しい知識を学ぶことで、ご自身やご家族の身に何が起きているのかを理解することができ、どのように過ごしていったらよいかが分かります。
ご自身やご家族のためのグリーフ講座を動画で配信していきます。(現在、準備中)

サポートグループ(分かち合いの会)

サポートグループとは、グループ形式で行う分かち合いの場です。
死別の悲しみに向き合う中で感じる様々な感情や体験について話をしたり、他の参加者の話を聴くことなどで気持ちを共有し、互いに支え合いながら折り合いをつけていきます。
他の参加者の話を聴くだけでも大丈夫ですし、うまく話す事ができなくても構いません。“ファシリテーター”(話しやすいように助けてくれる役割)が、話を整理したり、本当に言いたいことや気持ちを引き出して、みなさんが話しやすい環境を作っていきますので安心してご参加ください。
サポートグループは、現在、対面(東京都中央区)にて定期的に行っています。



詳細はこちらから

ジーエスアイが大事にしていること

ジーエスアイでは、大切な人を喪った方々を支える上で大切にしていることがあります。

私たちが、ただお話しを聴いたり、一方的にカウンセリングをするだけでは、 気持ちの整理がつきにくく、さらに苦しくなってしまうことがあります。
ご本人が「グリーフ」について知り、今、自分が体験していることはどんなことなのか、 と言うことを知ったことによって、初めて気持ちや感情の整理がつくようになったご遺族に沢山出会いました。

心のうちに抑え込んだ思いや感情を表に出し、それを受け止めてもらう事と同時に自分の状態を知る事の両方が必要なのです。
自分を知ることによって、「このままでいいんだ」「そういうことだったのか!」 「おかしくないんだ」と、ご自身で気づくことができます。

その気づきによって、少しずつ大切な人を亡くした悲しみと向き合うことができるようになり、大切な人がいない新たな人生を歩んで行くために必要な、生きる力を取り戻すことができると、私達は考えています。

悲しみと折り合いをつけていく道のりを、その人のタイミングに合わせて、行きつ戻りつしながら、一緒に歩いていくことができる存在でありたいと思っています。

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