死別の悲しみ(グリーフ)にあるご遺族を支えたい。
ジーエスアイ<Grief Support International>は、
その思いを社名に、誕生しました。
ジーエスアイの理念・ミッション
社長からのメッセージ
2014年1月に創業10周年を迎えました。創業以来多くの方々にご愛顧とご支援を賜り成長を続けてくることができました。心より感謝申し上げます。創業当初は、グリーフという言葉も知っている人は正直少ない状況でした。
アメリカでの現地葬儀社での葬儀、エンバーミング、グリーフサポートの実務に従事した後、2001年4月に帰国をし、エンバーミングとグリーフサポートを事業の2つの柱に位置付け、普及をすることをミッションとして2004年1月23日に創業をいたしました。
創業以来「大切な存在を喪った方々が一人で我慢するのではなく、気持ちを共有し、前向きに生きることが出来る」様々な支えを提供するべく、「グリーフサポート」の教育・研修、ご遺族への支援などを提供してまいりました。
アメリカでグリーフサポートの研究・実践に取り組む中で、知り合った専門家、研究者、宗教者から常に言われ続けてきたことがあります。
「人間同士が互いに助け合う習慣や伝統をアメリカは、科学や効率と言う名のもとに捨て続けている。そして、大切な人を喪った悲しみを初めとするグリーフを短期間にそして効率よく乗り越えられる様に捉えている。しかし、その様な取り組みは逆効果ばかり生んでいる。お前の国は、この様な失敗をするな。」
日本でも、葬儀の合理化・簡素化が進んでいます。「葬儀をなぜするのか?」、「その時間は遺族にとってどの様な意味があるのか?」と言う事に対して知識や明確な答えを持っているご家族は、ほとんどいないのです。しかし、そのご遺族が本当に必要とする情報を入手することは、残念ながら、未だに少ない、もしくは、ほとんどない状況なのです。
2011年3月の東日本大震災以降「グリーフケア」ならびに「グリーフサポート」の必要性ならびに注目はさらに大きくなってきております。
しかしながら、本当に必要としている人々に必要な支援が届いているかと言えば、まだまだ十分とは言えない現状です。
そこで、当社は、グリーフを「病気」と捉えるのではなく、終末期から死後に関わる介護職、医療従事者、葬祭事業者、霊園に関わる事業者、相続の手続きなどに関わる士業の方々、保険などの様々な分野の業務の中に「グリーフサポート」を取り入れ、誰に助けを求めて良いのか分からなくなっているご家族に必要な支援を既存の枠組みに捉われずに提供していく所存です。
橋爪 謙一郎
橋爪 謙一郎 (はしづめけんいちろう)
1967年、北海道千歳市生まれ。
成城大学法学部卒業。ぴあ株式会社に就職後、1994年に渡米。
ピッツバーグ葬儀科学大学にて葬祭科学を専攻し、フューネラルディレクター全米国家試験に合格。その後、ジョン F .ケネディ大学大学院でホリスティック心理学を専攻し、1998年ホリスティックヘルス教育学修士課程を修了。さらに、米国の葬儀社にて実務を体験しながら、米国グリーフケアの第一人者であるアラン・D・ウォルフェルト博士(Alan D. Wolfelt, Ph.D)の主催するCenter For Lossにて、グリーフケアを学び、葬儀後の遺族向けサポートグループを担当するなど、カウンセリングを始めとする遺族支援の基礎を習得。
その後、カリフォルニア州エンバーマー(遺体衛生保全技術者)のライセンスを取得して2001年に帰国。
神奈川県平塚市「日本ヒューマンライフセレモニー専門学校(現、日本ヒューマンセレモニー専門学校)」にて、副校長として2年間、全体のカリキュラムの構築、運営に携わる。2003年4月より、IFSA(現・一般社団法人日本遺体衛生保全協会)スーパーバイザーとして東京・大阪のエンバーマー育成教育機関の立ち上げに参画し、講師としてもエンバーマー育成に従事する。
2004年有限会社ジーエスアイ(現、株式会社)を設立。
エンバーミング事業と共に、死別体験者を支える人材を育成するための「グリーフサポートセミナー」の提供を開始。アラン・D・ウォルフェルト博士が構築したカリキュラムを、効果的に日本人を支える形に変えて人材育成事業を行っている。
2012年には、遺族支援のプロフェッショナルとして、株式会社ジーエスアイが認定する資格「グリーフサポートバディ」を創設。葬祭業界に働く人、看護師、宗教者など多様な分野の人材がこの資格を取得し、毎年、遺族サポートを担う人材が輩出され活躍している。アメリカでの実務経験と知識を持つ、 日本のエンバーミング、グリーフサポート普及の第一人者。
著作紹介
- 第1章 なぜ僕がこの職業を選んだのか
- 第2章 エンバーマー修行 ~アメリカでのご遺族・ご遺体~
- 第3章 帰国して ~日本での日々、日本の課題~
- 第4章 苦悩の中で支えてくれた人たち
- 第5章 ご遺族と故人にとって理想のお別れとは ~僕が理想とする葬儀の形~
- 序章 「悲しみに」うまくつきあえない時代
- 第1章 今、遺された人の「心」はどう扱われているか
- 第2章 「悲しみの儀式」はなぜ大切か
- 第3章 これからどんな葬儀をすればいいのか
- 第4章 どうやって支えればいいのか
- 終章 「死」は人のつながりを再生する
会社概要
社名 | 株式会社ジーエスアイ/GSI Co.,Ltd. |
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本社 |
〒104-0033 東京都中央区新川1-21-1茅場町タワーレジデンス1806 〈最寄り駅〉 ・東京メトロ 東西線・日比谷線〚茅場町駅(4b出口)〛 より徒歩8分 ・東京メトロ 半蔵門線〚水天宮前駅(2番出口)〛 より徒歩10分 |
電話番号 FAX |
03-6280-3468 (営業時間:平日のみ10時~18時) 03-6280-3469 |
本店 | 〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町8-2 |
設立 | 平成16年1月23日 |
役員 | 代表取締役 橋爪 謙一郎 /Kenichiro Hashizume 専務取締役 橋爪 清美 /Kiyomi Hashizume |
事業内容 | グリーフサポート事業 グリーフサポート担う人材育成のための教育研修事業 グリーフサポートバディの人材教育・育成・資格認定 ご遺族に対するグリーフサポート事業 グリーフサポートを主軸とした講演会の実施/書籍出版 エンバーミング事業 エンバーミング・修復・メイク エンバーミングセンター設立支援・運営・管理・施設保有者への教育研修 エンバーミングを必要とする海外搬送の書類作成並びに手続き代行 エンバーマー育成 |
登録商標 | 登録5579725 グリーフサポート\GRIEF SUPPORT 登録5579726 グリーフサポートバディ\GRIEF SUPPORT BUDDY |